怨霊調査報告書
探偵という職業柄、日本全国を飛び回るため、さまざまな事件に遭遇する。
長年探偵をやっていると、第六感(シックスセンス)が研ぎ澄まされる。
行方不明になった人の部屋に入って、その人の「残像思念」を追いかけるのだ。
写真の1と2を見ていただきたい。
親子三人、一家心中があった家に残された子供のノートだ。
子供は自分がもうすぐ死ぬことを予期し、心中の前日に得体のしれない絵をノート
に書き記している。他のページにはどこにも見当たらない、恐ろしい絵だ。
心中した場所は、海だ。父親は車のガラスが割れないようにガムテープで目張りしていた。
断末の瞬間は、さぞ苦しかっただろう・・・。
子供は、それを予期して、カニのバケモノを書いたのだ。
自分が次に生まれ変わる姿を・・・・
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写真3は、死亡事故の多発する横浜のある市街だ。
周囲の住民は、よく霊魂を目撃する。その中でも、共通している話がある。
「雨の日に、サラリーマンが血相を変えてバス停に走ってきたかと思ったら
忽然と姿が消える」というものだ。
私は何気なくその交差点の写真を撮った。
すると、二台の公衆電話の間(すきま10センチ)に、男の霊魂が写っていた!
警察の資料をあたってみた。すると、ひき逃げに遭い、絶命した一人の男性(32歳)
がいた。彼は、絶命の瞬間、強い思念を公衆電話に向けたのだと思う。犯人に逃げられ
死に行く者。その怨念は想像を絶するほど強いのだ。もう、15年の月日が経っているのに・・・
次の写真の女性は○○県の霊能力者、Hさんだ。(本人に迷惑がかかるので、名前はふせておく)
私の知り得る霊能力者に中で、ダントツの力を持たれている。
昔、Hさんが見た女性の死を予言してしまい、それが新聞に載ってしまってからは、活動を控えられている。
その証明がこの写真だ。
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頭の上の影は、壁のものではない。
周囲に立ち込める白いモヤ、窓の上の霊魂。
Hさんは「霊が頼ってきて、疲れるのよ・・」とポツリとつぶやく・・・
最後に、私が5年前に書いた本の第14話にある、「ワンピースの怪」で
自殺した女性が着ていたワンピースだ。
なぜアップしたかと言うと、ちゃんとビニールの写真ファイルに保管してあったのに、丁度
血痕がついていた部分がビニールに付着し、写真を取り出した時に剥がれ落ちてしまったのだ。
気味が悪いため、この写真をそろそろ供養に出そうと思う。
しかし、あなたは今、このワンピースを直視してしまった。災いが降りかからないことを切に願う。
BOSS
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