心霊スポット行ったら祟られた 2
その1
私が行った「幽霊マンション」は、廃墟ではありません。
人が住んでるのに・・・なのに、今まで行ったどんな心霊スポットよりも怖く、その建物に足を踏み入れた瞬間からずっと背筋が凍りつくような「イヤな予感」がまとわりついていました。
体全体が「ここはヤバイ!」と悲鳴を上げていたのです。
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昼間とは思えないほどに空気がよどんでいます。
分譲マンション(しかも格安)で売りに出てるのに住居率は2、3割。
野球の打率程度しかありません。
このマンションが心霊スポットと言われてるのは「霊道だから」
・・・それだけではありません。
ここに住み着いてる一人の"彼女"がいるのです。
そう、私に忠告をしてきた8階に住んでる"彼女です"
彼女は若い女性で、管理人の娘だったと言われています。
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彼女はここ(8階)から飛び降り亡くなったのです。
外からは見えない、四方が囲まれた中庭は、自殺には絶好のポイント。
ネットを張って自殺防止を呼びかけてる印象です。
ここから落ちるのは、痛かったでしょう、怖かったでしょう。
亡くなったとされる中庭(地下1階)からの景色は、暗く寒く、同じ場所とは思えない程でした。
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▲昼間でも光が届かない。
また、そこに面した部屋は荒れ果て、長い間住人・管理人からも見放された様子が伺えます。
ここには一体「誰がいた」のでしょうか?
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しかし、このマンションの本当の怖さは、"彼女がいる"からだけではありません。
その彼女の名を、呼んでも書いてもいけないということ。
危険が降りかかるから。
だから私は祟られたのだろう。
"あんな事"をしてしまったばっかりに。
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この扉の先で"彼女"が見た光景は・・・?
続く
えりす
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