【都市伝説検証!】紫鏡の呪い
都市伝説検証シリーズ!今回は呪い系の話として有名な紫鏡の呪いを検証してみたいと思います。
紫鏡の話は、関東と関西で大分違うらしく
関西では…
成人式を控えた女性が交通事故で死ぬ。女性が大事にしていた紫の鏡が見付からず、女性の死後、死因について悪い噂を流したいた友人が行方不明に…そして友人の部屋からなくなっていた紫の鏡が見付かる。
関東では…
ある女の子が悪戯で大事にしていた鏡に紫色の絵の具を塗ったらとれなくなってしまった。
やがて、この女の子は二十歳を目前に亡くなってしまい、亡くなる際に「紫鏡」と何度も繰り返していた。
地方によって、多少違いは在るようですが大体はこんな話です。
そして、両方に共通するのが「この話を二十歳の誕生日までに忘れなければ紫鏡の呪いで死ぬ」
と言う事。
9月27日は私の二十歳の誕生日。
と、いう訳で、この呪いが本当かどうか検証してみたいと思います。
26日、23時33分です。
紫鏡の話は直前まで調べていたのでバッチリ覚えています。
あたしが子供の頃聞いた話は、関東バージョンだったのであたしも全身鏡を紫色の絵の具で塗ってみたいと思います。
手鏡なんかよりも大きな呪いが降りかかりそうだ。
さぁ、塗り終わった所で23時50分。あと、10分で二十歳。
あたしは呪いによって、殺されてしまうのでしょうか?
雰囲気を出す為に電気を消して蝋燭をつけてみました。
鏡を見つめながら、日付が変わるのを待ちます。
紫鏡に映る自分が怖い。
「ムラサキカガミ…ムラサキカガミ…」と呟きながら。
そして…日付は変わり
何も起こりませんでした。
ここまでやったのに…。「紫鏡」の呪いを打ち消す言葉として、「水色の鏡」「白い水晶」などの言葉を覚えて置くと死なないと言う話もあるそうですが、紫鏡の話の元となったのは不治の病にかかると肌が爛れて紫色になる→紫色に鏡に映ると死ぬ、と言う所から来ているそうです。
なるほど、となんとなく納得してしまいました。
そして、後から知ったのですが…「紫鏡」には「覚えていると死ぬ」以外にもう一つの恐ろしい呪いもあるそうです。あたしがかかったのは、恐らくこっちでしょう…
二十歳までにこの話を忘れないと…結婚できない。
あさみ
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