●更新日 08/28●
2012年に人類が滅亡する?(前編)
・日本にも起きる2012年の不気味なシンクロニシティ
2012年問題は、欧米だけでの出来事ではない。日本でも同じような予言は提唱されている。ブラジルが生んだ夢見る預言者・ジュセリーノも2012年前後から人類にとって重大な災害が起きると預言しており、警告を発している。日本に関係あるものを列記すると2009年1月、大阪で大地震が起きる。また、2010年には第二次・関東大震災が勃発すると予言しているのだ。幸い2009年の予言は回避できたが、2010年に危機は多くの人々を不安にさせている。あまりにも衝撃的な預言であるため、筆者・山口敏太郎は友人の某博士宅に宿泊するジュセリーノと会食したときに、本人に確かめた事があるのだが、すべて夢で見た未来のビジョンであるという。
日本が誇る大預言者・出口王仁三郎も同じ時期に、人類の大洗濯が起きると言明している。「続・瑞能神歌」には、核攻撃により日本の人口が3500万人にまで減る「黄泉比良坂の戦い」が発生すると述べている。その時期は「子の歳真ん中にして、前後10年が正念場」とされているのだ。子の歳(2008年)の前後10年とすれば、2003年から2013年にかけての時期となり、問題の2012年もこの時期に該当するのだ。
まだ不気味なシンクロニシティは続く。伯家(はっか)神道の継承者である白川家に代々口伝で伝えられてきた預言に「2012年に日本が大混迷に陥る」というものがある。伯家神道は天皇家を守護する神道だが、その秘儀の伝授が明治天皇を最後に断絶しているのだ。伯家神道の秘儀の伝授を受けていない天皇の御世が百年続くと日本が滅ぶという説が流布しているのだ。
・太陽の黒点異常と地球上の天災
我が国においては、全国に設置された8箇所の観測所による観測結果から、太陽の黒点活動のデータ分析が行われている。今までの観測結果から、黒点活動の強弱にはローテーションがあることがわかっている。通常では11年周期で強弱が繰り返されているのだ。この周期において、黒点の数は緩やかに減少し、数もほぼゼロまで落ちてしまうのだが、その後順調に回復するパターンが繰り返されてきた。この黒点の数の定期的な増減は、木星の公転のサイクルと関連があるのではないかと指摘されているが、原因は不明である。
2008年に入ってから黒点の数が減少し続け、2009年も同様の事態が続いている。この黒点の増減は地球上の天災や経済活動に大きな影響を与えているとも言われている。一般的に黒点数が増加するにつれて熱量も磁場も強度が増すと言われており、黒点数が減少すると、地球上で寒冷化が進むと見られている。現在、黒点数が減少しており、今後地球が氷河期に入るのではないかと推測されている。日本でも公開されたアメリカの映画「デイ・アフター・トゥモロー(The Day After Tomorrow)」のような気候の大変動が現実化する可能性が高い。
また不思議なことだが、黒点数の増減は地球上の政治・経済活動にも影響を与えているという説もある。近年、黒点活動が増加の頂点を迎えたのは2001年であり、アメリカではニューヨークの9・11テロ、日本ではITバブルが崩壊した。その11年前の1990年には、いわゆるバブル経済が崩壊し、雲仙普賢岳噴火により深刻な被害が出た。勿論、日本だけではなく、欧米にも大きな変化があり、東ドイツ・西ドイツの統合という一大変化があった。つまり、黒点数が減少し続ける現在、地球の寒冷化が予想され、今後再び黒点の活動が活発化する2012年には、政治経済での大変革が起きる可能性が高い。
山口敏太郎
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