●更新日 12/29●
CIAの暗殺説!?中川氏の死因とは、新たなターゲットは?
2009年10月3日、自民党の中川昭一氏が死去した。中川氏の遺族は死因を急性心筋梗塞と説明しているのだが、正式な死因は未だ判明していない。このような状況から、ある一部の識者からは他殺ではないかと指摘されている。その為か、様々な仮説が流布されている。その一つがCIAに殺害されたという説である。
泥酔会見で問題となった2009年2月13日のG7。泥酔会見ばかりが目についてしまっているのだが、この会議で中川氏は海外の政治関係者に高く評価されていたのだ。当時、アメリカはバイ・アメリカン条項の実施を周囲に告げていた。バイ・アメリカン条項とは、アメリカの景気対策の一環であり、公共事業で使う製品は全てアメリカ製にするという強引なものであった。この法案を中川氏は懸念し、保護主義の排除の大儀名分を掲げ批判した。その後の会議でも、日本は先頭に立ってG7各国の間で、保守主義的な動きをしないように牽制した。この姿勢は各国から注目を浴び、特に開催国であったイタリアのメディアは高く評価していたのだ。
当然アメリカにとっては楽しくないものである。ある意味、反米的な敵対行動であったと捉えられるかもしれない。だからこそ中川昭一氏はCIAに暗殺されたとの陰謀論説が流布されたのだ。
それを踏まえた上で、亀井静香氏はこのような発言をしている。「新政権になれば、冷戦時代のようにはいかない。日本はアメリカが決めたことには従属しない。亀井氏はCIAに暗殺でもされない限り、アメリカに従属することはしない」このように言い放った。
ネット上の噂やジャーナリストのベンジャミン・フルフォード氏の著述によると歴代の総理大臣の大部分がCIAに暗殺されているという。田中角栄、竹下登、橋本龍太郎などアメリカの意志に従わなかった日本の総理は悉く消されているというのだ。具体的な暗殺方法は、動物系の毒と植物系の毒を混ぜたものを指輪か何かに仕込み、ターゲットに握手の際や、ドサクサに紛れて注射するのである。
果たして、これは単なる都市伝説なのだろうか。それとも、何らかの事実に基づいた噂であろうか。
山口敏太郎
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