幕張の首塚



近年になって高層ビルが乱立する幕張新都心近くの一画にひっそりと残る史跡、馬加康胤(まくはりやすたね)の首を祀る首塚である。

遠く室町の時代、この地では千葉一族を巡る熾烈な争いが繰り広げられ、多くの血が流された事は、史実にある通り。

報われない数多の魂を諌めるためか、多くの仏塔が建立されているが、その封印は近隣の開発と多くの人の流入により解かれてしまったのかもしれない。