姫路市・相坂トンネル







古びた細いトンネルで、昼間見ても何となく恐ろしげな印象だ。
コンクリートが普及していない時代に建造されたため、全体の70%がレンガ製である。
この相坂トンネルは姫路市屈指の心霊スポットと言われている。
「付近の池は自殺の名所である」
「トンネル内で車に挟まれて死んだ女性がいる」
「トンネル内で耳を澄ますとひそひそと話し声が聞こえる」
など、伝えられる怪奇現象は数多い。





実際に行ってみると、道幅が極端に細い道の先にあり、大型車で向かってしまうと辿り着くことすら難しい。
街灯も少なく、周辺ではトンネル内の蛍光灯のみが唯一の明かりという状況になる。



取材中、特に怪奇現象に遭うことは無かったものの、真っ暗な山中から野犬らしき唸り声が聞こえてきたりして、随分怖い思いをした。
暗い、狭い、人気がない、山の中と、心霊のみならず危険なスポットであることは間違いなさそうだ。



ちなみに撮影した写真のうち、おかしな光で真っ赤になってしまったものがあった



これを、撮影失敗とみるか、心霊写真とみるかは、読者の御判断に任せたい。