ホワイトハウス2


FC 新潟中央


世間一般に流れている噂
新潟県西蒲原郡巻町に位置するこの建物は、全国的にも幽霊屋敷として有名である。白い建物であることからホワイトハウスと呼ばれている。
ここには昔、精神を病んだ女性(男性との説もある)がそこに隔離されていた。そして、時が経つうちに彼女はそこで、自ら命を絶った。 その霊が今になっても自縛霊となって出現するという。



写真に2階の窓が確認できるが、そこには鉄格子があり、隔離棟であることがうかがえる。 その窓から彼女の姿が見えるというのだ。

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ホワイトハウスは誰のもの?
土地の所有者は、中沢善太郎という町外の方である。地目は山林。写真でもわかるように、建物は古いため評価額は無いと言っていいだろう。
不思議なことに、役場に建物の届出は無い。確かに建物は存在している。所有者の行方は今のところ不明である。

もうひとつのホワイトハウス
写真にあるホワイトハウスの他にもう1つ、幽霊屋敷があるという噂がある。写真の建物の前に道が2つに分かれており、その奥にあるという建物がそれだが、調査の結果、存在しないことが判明した。

ホワイトハウスは怖いところ
ホワイトハウスは角田浜にあるトンネルを通らないとたどり着けない。
そのトンネルは写真にあるとおり心無い若者(落書きの内容から暴走族?)によりスプレーでいたずらされている。 そこでは彼らの集会が行われているようだ。ときには喧嘩もおきる。一般人が近づかない本当の理由は、これ?







結局、幽霊を見ることはできなかった。
噂の信憑性はかなり低いと思われる。 噂が噂を呼び、話すほうは、さも自分が体験したかのように別な人に伝える。これが現在の噂を作り上げたのではないだろうか。
以前に何人もの心霊研究家、雑誌記者等が取材にきているが、その記事の信憑性も低い(すべての記事がでたらめというわけではないが)。
人間は、ある現象、物に対して由来や理由を付けたがるものだが、今回の調査はその証明である。 現在も、この噂の元を流したという人物に接触しようと試みている。
しかし、そのような話に付き合うと調査はきりがないため、これをもって報告とする。