●更新日 11/26●


覚せい剤と援交の女・・・東京地裁


覚せい剤取締り法違反の容疑で逮捕されていた被告人、平野香織(29)の公判が東京地裁で行われました。
被告人は17歳の時も、覚せい剤で逮捕されていました。
渋谷区のラブホテルで援助交際をし、相手の男と覚せい剤を使用しました。

グレーのスウェット姿で法廷に現れた被告人は、「間違いありません」と素直に起訴事実を認めました。

まずは父親が、情状証人として証言台に立ちました。
父親  少年院を出て10年以上経っているから、安心していました。今思えば、監督不行きでした。

そして被告人へ、弁護人からの質問。
弁護人  今回で逮捕は何回目?
被告人  2回目です。
弁護人  友人女性から、お金と覚せい剤をくれる男と会わないかと誘われた?
被告人  はい、お金だけ欲しかった…でもそういう人は、覚せい剤をやらないとお金をくれないと思った。
弁護人  お金に困ってた?
被告人  自分の借金を、父親が払っていたので…悪いと思って…

続いて検察官からの質問。
検察官  少年院を出てから、覚せい剤は何回やった?
被告人  3回です。
検察官  どうやって使った?
被告人  腕に注射器で打ちました。
検察官は被告人の逮捕時の腕の注射痕写真を見せて確認させる。
検察官  3回でこの痕になったの?
被告人  はい…
検察官  少年院を出てからは2度とやらないと誓ったはずでは?
被告人  お金が欲しくて…誘惑に負けました。

最後に裁判官からの質問。
裁判官  男からお金と覚せい剤をもらった後、友人女性とも覚せい剤をやったよね?
被告人  はい。一度やっちゃったからいいかなぁって…二度とこういう事はしてはいけないと思っています。

法廷では援助交際について、何も触れませんでした。

出所後は父親の経営する会社の子会社に就職するそうですが、被告人は最後まで父親と目を合わせませんでした。

検察は懲役1年6月を求刑。
依存性の高い覚せい剤ですが、一体どんな判決が出るのでしょうか。
判決は11月27日に下ります。



ガル探偵学校スタッフ



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