●更新日 11/29●
居酒屋の客引きで逮捕・・・池袋
池袋で居酒屋の客引きのために通行人につきまとったとして、東京都迷惑防止条例違反の現行犯で、東京都荒川区の大学院2年の男(24)が逮捕されました。居酒屋の客引き行為に対して、同条例が適用されたのは初めての事です。
男は東京都豊島区西池袋の路上で、通行人の女性ら4人の前に立ちふさがり、「お客さん、鍋のほういかがですか」などと話しかけ、約75メートルにわたってつきまとって客引き行為をしました。
繁華街などでは年中見掛ける光景ですよね。そこで、どこからが条例違反になるのか?
池袋署で聞いてみました。
まずは、店が道路使用許可を取る事。それで初めて路上でチラシ等を配る事ができるそうです。許可が取れても、通行人の前に立ちふさがったり、つきまとって営業行為を行うと迷惑防止条例違反になるそうです。
逮捕者が出て、池袋はどう変わったのでしょうか…
今回、逮捕者が出た西口側は…
居酒屋やカラオケ店の呼び込みは、以前に比べてかなりおとなしくなっています。お店の案内を見せながら声を出す程度。皆さん消極的で、つきまとう行為等は行われていませんでした。
続いて、東口側は…
こちらも同様でした。以前はキャバクラ等のキャッチも盛んだったのですが…
そこで、呼び込みをしている店員さんに話を聞いてみました。
今回、逮捕者が出たのは知ってますか?
店員 はい、だからビビッてます…
お店からは何か指示等受けましたか?
店員 しつこい呼び込みはしないようにと…
道路使用許可は取っていますか?
店員 えっ… ちょっとわかりません…
同様に数人への聞き込みの結果、道路使用許可が必要な事は知らない人がほとんどでした。
そんな中、「お鍋はいかがですか〜」とチラシを配りながら、積極的に勧誘する人もいました。
すごく感じのいい人でしたけど…
これから飲む機会が増えるシーズンですが、しつこい勧誘は逮捕されますよ。
ガル探偵学校スタッフ
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