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内柴セクハラ問題、公式発表は本当か?疑問点を大学に取材





オリンピック金メダリストの内柴正人が、女子柔道部員へのセクハラ問題で九州看護福祉大学を解雇された。合宿先のホテルの食堂で未成年者である女子大生に飲酒をさせ、その後にセクハラ行為に及んだとされる。内柴は、女子大生とは合意の上であり違法性はないと反論し、大学の処分を不当としている。

この問題に関して、2ちゃんねるのスレッドに怪情報が出回っていると、読者から連絡があった。もちろん、匿名の書き込みを安易に信じるわけにはいかない。だが、関連する内容を確認していくと、興味深い事実が浮かび上がってきた。

まず、読者からのメールに転載されていた書き込みは、内柴の行動は公式発表以上に深刻であり、相手との合意も得られていなかったという内容だ。しかも、当該の場面を目撃して口止めされたとのこと。同一人物による投稿の可能性があるもので、都道府県名が表示されるスレッドへの書き込みは、三重県からとなっている。


問題になった行為は今年9月19日のことであり、被害者が何名なのかという点については言えないと、記者会見で大学側は述べた。


一方、マスコミで報じられる以前から、ネット上では噂になっていた。2011年8月末の段階で、セクハラや暴言を告発する書き込みがあった。9月末には、トラブルになった相手から訴えられるらしいという投稿がある。その約1カ月後には、被害者は複数であるとの書き込みも。



11月30日、九州看護福祉大学の総務課に取材した。上記の書き込み内容については、把握していなかったという。9月19日のトラブル以前に同様の問題があったのかどうかという点は、不明であるとのこと。また、セクハラをめぐって訴訟に発展する可能性があったのかということについても、全く分からないそうだ。

既に解雇処分を下したため、大学としてはこれ以上の調査は行わないとのことだった。



高橋 高橋




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