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児童ポルノのネットオークションへの大量出品が発覚!なぜ黙認?

先日、「非実在児童ポルノ」という言葉が話題になり、漫画や映像作品等の規制の是非をめぐって大きな論争に発展した。この件との関連で、当サイトに読者から情報が寄せられた。国内のネットオークションに児童ポルノが大量に出品されており、それが長年にわたって放置されているというのだ。

「ヤフオク!」をはじめ、児童ポルノの出品は全面的に禁止されている。それにもかかわらず、なぜ出品が可能なのか。削除の対象にならないのは、出品者側が「工夫」をしているためであると、情報提供者は指摘する。児童ポルノもしくはそれに類する表現を出品時のタイトルや説明文には含めず、見本の画像のみ掲載するという方法だ。

 

 

主に出品されているのは、学校の運動会やスポーツイベント等で盗撮された写真を掲載した雑誌である。それらの雑誌は、主に1980年代から90年代にかけて刊行されたものだ。中学生や高校生、それどころか幼児や小学生の水着や体操着姿の写真が満載で、胸、股間、尻などを至近距離から撮影している。

 

 

 

当サイトでは、本件との関連で児童ポルノ禁止法について法務省に尋ねた。同法では、「自己の性的好奇心を満たす目的で、児童ポルノを所持した者」、「児童ポルノを提供した者」等が処罰の対象だ。過去の出版物であっても、オークションへの出品や、出品目的の所持は違法ではないのか。

担当者曰く、出品物が児童ポルノであるならば、上記の行為は違法であるとのことだ。ただし、それぞれの出品物が児童ポルノに該当するかどうかは捜査や裁判の結果として判断されるため、個別の回答はできないという。もし児童ポルノと思われる出品物が放置されている場合には警察に相談してほしいと、担当者は述べた。

創作物の表現上の問題も重要だが、実在する少年少女たちの児童ポルノの流通を放置し、その実態に目を向けずに議論することは本末転倒ではないだろうか。

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

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