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紫外線吸収剤不使用の日焼け止め、市販の商品を比較レビュー



肌を守るために外出する時は日焼け止めが必須です。その日焼け止めには「紫外線吸収剤」と「紫外線錯乱剤」の2種類があることを知っていますか?

「紫外線吸収剤」は受けた紫外線を一度吸収してから熱エネルギーなどに変えて放出。防御力が高いのですが、化学変化とともに分子が分解されるのでこまめに塗りなおす必要があります。最大のデメリットは肌への負担が大きいこと。一方、「紫外線錯乱剤」は紫外線を反射させて肌に害が及ぶのを防ぎます。化学変化は起こさないので肌への負担が少なく効果は比較的長持ち。ただし、防御力が低く白浮きや使用感の悪さが挙げられています。

どちらもメリットとデメリットがありますが、肌に塗った時にベタつきが少ない紫外線吸収剤が比較的人気です。
しかし、ハワイでは紫外線吸収剤の成分がサンゴ礁に有害だとして、2021年から指摘される成分を含んだ日焼け止めの販売が禁止されることになりました。旅行客の持ち込みまでは規制出来ないようですが、ビーチで使うなら紫外線吸収剤不使用(ノンケミカル)のものが良さそうですね!
というわけで、今回の比較検証はこちら!



紫外線吸収剤不使用でSPF50の日焼け止め


どれも肌に優しそうですが、ベタつきが少なく使用感の良い商品はあるのでしょうか?
※検証結果はスタッフの独断と偏見によるものです。


①キュレル UVローション(花王)

ベタつかない度★★☆☆☆  乳液タイプ60ml 1,620円(税込)
塗った直後はニュルニュル&ベタベタしていて肌に馴染むまで時間がかかる。白浮きは無く少量で伸びは良いが、油を塗りこんでいるような感じでテカテカする。時間が経つと割とベタつきは落ち着く。敏感肌スタッフが試したところ、肌にざらつきが出て刺激を感じていた。

②ニベアSUN プロテクトウォーターミルクマイルド(ニベア花王)

ベタつかない度★★★★☆  乳液タイプ30ml 574円(税込)
少量で伸びが良く肌への馴染みが早い。塗った後は多少のベタつきや白浮きもあるがあまり気にならない程度。触り心地はサラサラに近く擦るとキュッキュッとする。汗をかいた後に塗りなおしたところ、少し白浮きとベタつきを感じた。

③オレゾ(R) ナチュラルパーフェクトミルクUV(ロート)

ベタつかない度☆☆☆☆☆  乳液タイプ50ml 2,484円(税込)
伸びが良く肌への馴染みが早い。日焼け止め独特のにおいが続くがしばらくすると消える。白浮きは無かったがかなりのベタつきがある。時間が経過しても塗り直してもそのベタベタ感は変わらず、洗浄してもなかなか落ちない。※ツルハグループのプライベートブランド

④ディアパーフェクト プレミアムUVミルク(東洋新薬)

ベタつかない度★☆☆☆☆  乳液タイプ50g 1,998円(税込)
乳液タイプと記載されているが潤いのあるクリームのような塗り心地で伸びが良く肌への馴染みが良い。塗った後は白浮きが無く独特なにおいがある。多少のベタつきを感じるが良く言えばしっとりしている。 ※ココカラファインのプライベートブランド

⑤アンドフリー センシティブUVクリーム(伊勢半)

ベタつかない度★★★☆☆  クリームタイプ30g 1,296円(税込)
伸びはあまり良くなく面積の広い部分に塗ると消費量が多くなるのでコスパが悪い。塗った後は肌がしっとりとして多少のベタつきを感じるが時間とともに落ち着いてマットな感じ。 クリームは化粧下地に近く白浮きする。目に入ると痛い。


【総評】
ベタつき、伸び、白浮き、コスパともに紫外線吸収剤不使用の中で一番良かったのは②ニベアSUNでした。少量ボトルなので携帯にも便利なところがGOODです!次に良かったのは⑤アンドフリー。こちらもあまりベタつきが無かったので使いやすいと思います。逆に何度試してもベタつきがおさまらず不快さが残ってしまったのが③オレゾ(R)。他と比べて断トツでお値段が高かったので本当に残念。違う意味で残念だったのが①キュレル。一番肌に優しいイメージでしたが、敏感肌スタッフが刺激を感じてしまいました。塗ってもベタつかない商品はありませんでしたが、肌やサンゴの為にもシーンによって使い分けたいですね☆


身近な疑問、検証、比較希望、感想をお待ちしています☆
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アンジェラ(^ω^)

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