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マンションの入口に大量のゴミが散乱!ルールを守らない民泊に住民が激怒

各地で「民泊」と呼ばれる宿泊サービスが広まっている。海外からの観光客が手軽に利用できる宿泊施設として認知度が高まると共に、大手の企業が民泊事業に次々に参入したり、コンビニで鍵の受け取りができるようになったりしてきた。一方で、違法営業の横行、騒音をはじめとする近隣への迷惑等が問題視されている。

このたび当サイトに寄せられたのは、東京都豊島区の民泊でトラブルが続発しているという情報だ。情報提供者である近隣住民は言う、「マンションの入口近くに、住民のゴミ捨て場があります。管理が不徹底なため、いつも入口がゴミだらけなんです。風の強い日には、ゴミが公道まで飛んできて路上に散乱する、ひどい状態です」。

 

 

 

その主な原因は、このマンションの一部の部屋を借りて営業している民泊が、ゴミの廃棄に関するルールを守っていないということだ。入口付近には、マンションの管理業者による多数の掲示物があり、「不法投棄監視中」、「民泊はゴミを出さないで下さい!!」と、日本語の他に英語、中国語、韓国語で記されている。

 

 

さらに、入口のドアには以下のような貼り紙もある。「居住者の方は収集日を守ってゴミは出して下さい。民泊関連のゴミは絶対に出さないで下さい!!仮に出す場合は収集日に事業ゴミのシールを貼って出すようにして下さい。守らない人は随時、写真貼り出します」。防犯カメラに映った、ルールを守らずにゴミを出す人々の写真も掲示している。

 

 

それにもかかわらず、ゴミの散乱状態が続いていて、改善の見込みもないというのだ。さらに、民泊利用者である外国人観光客とマンション住民との間でのトラブルが絶えないという。民泊利用者と住民が、マンションの入口付近で口論になっている光景を目撃することも珍しくないと、情報提供者は述べる。

 

 

当サイトが調べたところ、このマンションで営業している民泊業者は、正規の登録をしていることを確認できた。そこで、区内の民泊事業を管轄する、豊島区役所の保健福祉部生活衛生課に連絡を取った。担当者によると、本件は既に把握しているという。ゴミの散乱の問題に関して、近隣の人々から苦情が寄せられているそうだ。

民泊から出るゴミは、有料で回収する「事業系ゴミ」として処理することが義務づけられているという。それゆえ、民泊とマンション住民でゴミ捨て場を分けることが適切であると、担当者は説明した。民泊利用者と住民とのトラブルについては、情報が入ってきていなかったとのことで、これから実態を調べるという。

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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