Amazonのプライム会員登録にギフト券が使えない!多発する被害の実態


従来、Amazon(アマゾン)の「プライム会員」に登録するには、会費の支払いにクレジットカードを使用する必要があった。Amazonのギフト券による会費の支払いも可能だったが、その場合でもクレジットカードの登録を行わなければならなかった。このたび、ギフト券のみでの会員登録が可能になり、クレジットカードの登録は不要になった。

これにより、クレジットカードを持っていない人や、支払いにクレジットカードを使用しない人も、プライム会員への登録が可能に。ところが、会費の支払いを目的にギフト券を購入した人々が、登録手続きを完了できないというトラブルが多発。その被害に関する報告が、Twitter等に相次いだ。

 

 

会員登録のためにギフト券を購入したにもかかわらず、登録できないのであれば購入した意味がなく、詐欺同然であるというのだ。今回のトラブルを経験した人物から、当サイトに情報が寄せられた。ギフト券によるプライム会員登録ができないことを、Amazonのカスタマーサービスに問い合わせた際に、不当な対応を受けたという。

カスタマーサービスの担当者は、ギフト券のみでプライム会員の登録手続きが可能になったことについて、「そんなことは知らないし、そのような変更は予定していない」と言い放ったというのだ。そのように明言されたため、確信を持てずにプレスリリースの内容を再確認したところ、やはり自身の認識に誤りがあると思われる点は見当たらなかった。

再度カスタマーサービスに連絡すると、「アカウントサービス」のページ経由でならば登録できるはずだと、その時に応対した別の担当者は説明。だが、それでも登録できず、もう一度カスタマーサービスに尋ねた。すると今度は、「今はクレジットカードでなければプライム会員の登録ができないようだ。ギフト券での登録への仕様変更の予定はある」と説明された。

以上のように、カスタマーサービスの担当者ごとに説明が全く異なることを、情報提供者は疑問視する。納得できずにメールで問い合わせると、Amazonからの回答が届いた。エラーの原因は、確認中とのこと。カスタマーサービスの回答内容の不一致については、担当者らの認識が徹底していなかったと説明している。

 

 

 

さらに、カスタマーサービスの担当者が、2名の他人あてのメールを情報提供者に誤って送ってしまうという問題も発生した。そのことを問い合わせると、Amazonはメールの誤送信を認めて謝罪した。それらのメールの本来の送信先であった2名に対しても適切に対応すると共に、この件を担当部署に報告するという。

 

 

当サイトでは、今回の問題をアマゾンジャパンに尋ねた。ギフト券によるプライム会員登録の過程でエラーが発生していることに関しては、報告を受けているという。現時点までに、この問題はほぼ解決したと、担当者は説明した。ギフト券による支払いを選択できずに、登録手続きを完了できなかった人も、以下の方法で登録できるはずだという。

(1)「アカウントサービス」を開く。 (2)「アカウントサービス」内の「アドレス帳」を開き、「既定の住所」の設定の有無を確認する。 (3)未設定の場合、登録済みの住所の表示の下にある、「既定の住所に設定」をクリックして設定する。 (4)プライム会員の登録画面から「支払い方法を変更する」をクリックして、「ギフト券」を選択する。

上記の方法を試しても登録できない場合には、カスタマーサービスへ問い合わせてほしいという。この方法について、本記事執筆時点までにAmazonのサイト上には説明がなく、今回のトラブルについて書かれたページも見当たらない。Twitterにてカスタマーサービスの公式アカウントが、利用者からの問い合わせに個別に応じているのみだ。

 

 

Amazonのような大手サイトの利用者は膨大な数であり、今回のように多くの人々がトラブルを経験することもある。そのようなトラブルに関して、利用者が自ら問い合わせなければ解決方法が分からず、問い合わせへの担当者の対応にも問題点が多いというのは、やはりサービスとして十分とは言いがたく、改善の余地があるのではないだろうか。

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

 


[謝辞とお詫び]
本記事で扱った内容に関しまして、情報提供者からご連絡をいただいた当初、Twitterに出回っている情報について、当方(高橋)が実態の確認の不十分なまま、情報提供者に返信を差し上げてしまいました。その後、情報提供者より、当方による確認事項の不備について詳細なご指摘をいただき、また、より正確な情報をお寄せいただきました。あわせて、本件に関連する資料と追加の情報もお送りくださいました。そのご厚意とご配慮に感謝申し上げますと共に、今回の事態を深く反省し、より徹底した確認作業を心がけてまいります。本記事の執筆にあたり、自戒の意味も込めて、経緯をここに記させていただきました。今後とも、当サイトをよろしくお願い致します。