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明石の暴言市長3回目の当選!!現地の反応とは?

3月17日、兵庫県明石市の市長選が投開票され、暴言問題で辞職した泉房穂前市長(55)が再選を果たしました。

事の発端は2017年6月に録音されたボイスレコーダーの記録。泉氏の部下に対する「火つけてこい」などといった過激な発言が問題視され、先月に辞職する事態となっていました。暴言を吐いた理由は、立ち退きに対する交渉が進展していない事に激昂したためでした。

明石市は2012年頃から明石駅南東の交差点付近の道路を拡幅する工事を計画しており地権者と交渉を進めていましたが、長年工事は中途半端な状況で滞っていました。暴言問題が報道されたことにより、「酷い市長」「パワハラ」などと批判された泉氏ですが、意外にも地元では擁護する意見も少なくありませんでした。


出典:西日本新聞


実はボイスレコーダーの音声には「市民の安全のためやないか。言いたいのはそれや。そのためにしんどい仕事するんや、役所は」などといった続きがあり、「一生懸命やっているからこその発言」だという意見が多く見られたのです。

私もよく問題の交差点付近を車で走行しますが、中途半端に滞っている工事の様子はかなり以前から把握していました。同所は交差点を境に車線数が変わり、交差点内で急なハンドル操作をしいられる構造になっているため、事故も多く、中途半端な工事状況に苛立ちを持ったこともありました。


出典:国土交通省 近畿地方整備局


今回行われた出直し選挙。結果は他の候補者を圧倒しての再選になりました。
ボイスレコーダーの内容は、パワハラと言われても仕方ない発言ですが、泉氏は辞職後、怒りの感情をコントロールする「アンガー・マネジメント講習」に参加するなどした後、支援者らへの謝罪を続けていました。実際にセミナーまで通うというのはなかなか出来ないと思いますし、泉氏の真面目さが垣間見れる行動にも思います。

公選法の規定により、4月の統一地方選で再び市長選が実施されることになりますが、反省した泉市長には是非、明石市を引っ張っていってもらいたいと思います。

 

ガルエージェンシー神戸三宮 代表・正田 聖治(0120-3038-15)
25年前はモデルとして活躍。モデル引退後は飲食業をメインとする法人経営を行う。生命保険と損害保険の代理業を営んでいた関係で、保険関連の調査を行う調査会社の役員を20年以上務める。豊富な人生経験と幅広い知識を持つイケメン探偵。

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