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愛・凛凛と2 イメージそのまま  ~アソタソ~

真夜中のあいりん地区はそれはそれは静かで怖いの一言。
それでも今日1日の仕事にありつけるかどうかの1発勝負だからとにかくアタックするしかありません。

AM3:35 職安前には既に何名かの日雇労働者がバスを待っている。どこからともなく妙なメロディーが辺りに響き渡る。

AM3:45
近くのコンビニに入る。店員さんに
私「トイレ借ります!」
店員さん「どうぞ!」
私、トイレのドア開ける→ロン毛の婆さんが中腰で用を足そうとしている→私絶句する→
全く意に介さない婆さん→私ショック状態のままレジ前で待機。何気なくレジをみる→
レジにビールを買おうとする優しい口調のおっさんが突然店員にお金を投げつけている→
あまりの光景に私店を出る。

こ、こ、これがあいりんの洗礼というヤツか…。

AM4:15 お待ちかねの1台目のバスが到着する。がしかし様子が変だ。運転手が腕でバツを作り来る人来る人を断っている。どうも事前に人選は終わっていた模様。
あまりにもあっけない展開。こうなると次に来るバスを待つしかない。

AM4:30 2台目のマイクロバスが到着。
綺麗な作業着を着た○○ザの風貌のおじさんと小太りの若いヤンキーのお兄さんがバスに集まってくる人たちをドンドンその場で10秒面接。受かれば名前を言ってバスに乗りこめる。次から次へと合格者、不合格者と振り分けられていく。
その群衆の中にジャケットを羽織り痩せ形のハンチング帽を被ったおじいさんが面接も受けずにバスに乗り込もうとした。すると…

小太りヤンキー「自分それでよう乗ろうとしたな?」
おじさん「はっ?ちょっと飲んでるだけや!何が悪いんや!」
小太りヤンキー「なに言うとんねんコラぁ~」

っといきなりつかみ合いの早朝喧嘩が始まった。嗚呼、先が思いやられる…。

まだまだ続く

 

 

ここまで全て想定内。アソタソこと麻生 麻生

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