ある病院の院長の部屋を訪問した。最近、病院内の人間関係で悩んでいると言う。
今回はインテリアのコーディネートも同時に頼まれた。
立派な車寄せがあり、玄関には女性コンシェルジュもいる豪華なマンションだ。
部屋から見える夜景。こんな良いところに住んでいればさぞ快適だと思いきや
トイレが思いっきり表鬼門の角にある。私はここに持参した「時の砂」を置いた。
(今回は予め依頼者の画像で部屋の様子が分かっていたので準備を整えて来た)
溜まった悪気は空間を澱ませ時間を止めようとするので、砂時計を置くことによって強制的に時を刻ませて悪気を払う。これはインドの占星術によるもの。
肝心の玄関。悪気は玄関から奥の部屋に侵入する。悪気に対し「ここから先は私の家だから侵入するな」と教える必要がある。なので、タタキ(靴を脱ぐところ)にこげ茶でお洒落なラバーで境界線を引き
(例)
アガリには玄関マットを置くよう奨める。悪気は殺風景で暗いものを好むので、華やかで上等なものに。吉凶の差が出るストライプは避けよう。私は3枚のマットでローテーションをしている。悪気と戦う仕事を休まずこなしているので、定期的に労うことも大事。
あら、部屋の中央にキッチンが。これは最近の流行なのかよく見かける間取り。綺麗にしていればあまり問題は出ないが、やはり鬼門の延長線上なので対応が必要だ、
持参した八角曼荼羅のメダルを置く。
金運にも恵まれる大変貴重な品だ。
「…ん?」
どこからか妖気のようなものを感じる…。
ーつづくー
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