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くすんだ男   渡邉文男

透明感が無い、くすんだ顔の貴兄へ。
女子の洗顔方法をご存じだろうか?
クレンジングで脂溶性のメイクを落としてから洗顔フォームで水溶性の汚れを落とす。そう、2段階だ。
男は化粧していないから水で十分だと思っている化石のような男が未だ現存する。父親に「男は化粧水なんかいらん!」と言われて無知のまま育ってしまったようだ。空気がきれいな、食生活が魚と野菜の時代なら、それでもよかったかもしれない。

女にモテたい。お金が欲しい。
なのに、結果は「妻に浮気された」「仕事がうまくいかない」
その原因は何だと思う?
たったひとつ。人に


不快感を与えている。

 

顧客が契約せずに帰ってしまう、という質問をくれた岡田さん。それは「お客さんに嫌われた」からで、セールストーク以前の問題だ。人としての魅力があるかどうかなのだ。
でも巷では、ヒアルロン酸やコエンザイムの錠剤を飲んで、納得している男が多過ぎる。そんなもの、まず内臓とかが必要としているから速攻で顔に効くはずがない。一日に3錠飲んだとしても、乾いた土に染み込むにわか雨のようなものだ。それよりも、食生活などで内面に気を使い、正しい洗顔など、美容の基本を実行するほうがずっと効果が高くて早い。

顔には、排気ガス、煙草のけむり、ほこりなど大気中の汚れと、肌から出る汗や皮脂が混ざっている。これらが水だけで落ちると思っているから救われない。服を洗剤無しで一時間洗って汚れが落ちる? こんな状態をずっと放置したらどうなるか。想像すれば誰でも分かる。
私が読者に質問して、「こうしてケアしてます!」と答えられる人は10人に3~4人なのが現状だ。他人に不快感を与えても平気な人が、妻や顧客に良く思われるはずがない。一日も早く、肌の透明感を、健康な血色を取り戻そうぜ。

今日は近くのドラッグストアで揃う、お金のかからないケアを紹介する。
まず、自分の肌タイプのチェック。4種類の特徴をおさえよう。

うるおいはあるがベタつきやすい →オイリー肌
脂っぽいのにカサつく      →ドライ&オイリー肌
かさついて荒れやすい      →ドライ肌
うるおいはあるが変化しやすい  →ノーマル肌


1 汚れを落とす


毛穴の汚れを落とさなければ洗顔とは言わない。200円ほどで売っている、泡立てネットを使えば10秒足らずで最適な泡の球を作れる。驚くほどキメの細かな球が出来る。洗顔料を手でこねるだけでは決して泡立たず、汚れが落ちない。泡が洗顔の命だ



ネットに洗顔料を落として指先で揉むだけ。たっぷりの泡を伸ばし、やさしく、なでるように洗おう。
汚れをしっかり落とさないと次からのステップがすべて無駄になるぞ。


2 化粧水でうるおいを補給

体の表面に水分補給しないとどうなるか。皺(しわ)だらけになる。唇はガサガサになり、目の下のクマが目立つようになる。会う人に『この人、大丈夫なんだろうか?』と不安にさせてしまう顔の出来上がりだ。


3 乳液でうるおいを閉じ込める

乳液は保護膜を作る、という役割がある。化粧水のうるおいをやさしく包み込む感じでマッサージする。
※ 化粧水と乳液をつける間隔は3分間

肌が生まれ変わるサイクルは28日。一か月続ければ、たいした手入れをしてこなかった男ほど、表情が劇的に変化する。

 

 


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