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「福島は安全」「放射線は体に良い」幸福実現党が3.11に国会前で怪気炎

宗教団体「幸福の科学」を母体とする幸福実現党は3月11日にあわせて「福島は安全」「原発推進」を訴える集会を国会前で行った。

 


マイクを握った矢内筆勝・前党首は
「いまでも福島から避難している人は10万人ですよ。私の叔母は浪江町で暮らしていたが、いま二本松市の仮設住宅に入って五年経った。90歳です。もう限界です。さらに風評被害。福島の野菜も米も東京では売っていない。福島の人間に対する風評被害もある。福島の女性とは結婚するな……という人もいる。私は声を大にしていう。福島は安全です」
と述べた上で、福島県の放射能汚染マップと各国都市の汚染を比較した図を掲げて、
「福島は東京とまったく変わらない。世界の都市よりも福島の方が放射線が低い。上海に至っては福島の6倍の放射線だ。PM2.5の中に放射性物質が入っている。何故に福島が危険といえるのか」
と怪気炎を上げた。

 

 

その上で、
「福島の復興を妨げている大きな問題に除染がある。丸川環境相が『福島の除染には科学的根拠がない』と発言してすぐ謝罪・撤回した。何で撤回するのか。本当のことではないか。いま福島では年間1ミリシーベルト以下にするため除染が行われている。しかし、日本の平均の放射線レベルは1.48ミリシーベルトだ。自然放射線より低く下げる除染なんて有り得ない」
「20km圏内にも私は入った。浪江町、富岡町は東京とまったく放射線レベルが変わらない。福島第一原発のすぐ近くに行ってまで測定した。巷にあるラドン温泉とまったく同じ放射線レベルだ。体に良いではないか」
と訴えた。

 

 

幸福実現党は
「そもそも年間100ミリシーベルト以下の被ばくによる健康への影響は疫学的には認められていません」
と主張している。
会場には「福島は安全」と書かれたプラカードを持った参加者が多数参加していた。

 

 

アンリ 

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