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清原の家 2


奥さんが指を差しているのが改装前にあった清原のバット殴打痕。リビングを中心に部屋のあちこちにあったそうだ。
薬物のせいかもしれないが、その前に精神が破綻していた証拠である。
相談者自身も気にしていたが、この建物自体、ダイエーの故中内氏が建て、一棟そのまま同族の住まいにしていた。何か負の連鎖があるのではないか、という懸念。ネットで調べたら、鬼門の東北が欠けているからよくないのでは?と。
確かに、一角が大きく欠けている。しかし、東向きにテラスをわざと張り出して作らせたとも言え、一概に凶相とは言えないと答えた。張り出した部分は明るく、子育てには良い。それよりも

 


嫌な感じがしたのは西側の子供部屋だ。丁度鬼門の玄関横に位置し、日当たりも悪く緑も無い。
「お子さん、あまりここに来ませんよね?」
「どうしてわかるんですか…はい、寄り付きません。おもちゃを取りに来るだけです。」
5SLDKある相談者の家を見渡すと、明確に倉庫と言える部分が無かった。そのせいか、どの部屋も片付いているようで実は片付いていない。私はこの子供部屋を改装し、和風ウォークイン・クローゼットにしてはどうかと提案した。大工さんを呼んで扉のない押入れを部屋にグルリと造る。安価に出来てすこぶる便利。

 


これは相談者の部屋。見事に何も無い(笑)。


 

こちらは正体不明の部屋。
他の部屋も大体トーンは同じ。同じ床、同じ壁、同じ雰囲気。
部屋からパワーをもらうのが風水の風水たる所以なので、いろいろと進言しておいた。


さて、全体的に問題なのは、未使用の空間が多いことだ。


バスルームやトイレが3つづつあり、家族はたった3人なのでおのずと人が出入りしない場所が出来る。写真のようにダンボールがいくつか積まれただけのバスルームとか。
これらの場所は本来なら人の気を充実させる役割なのだが、無視をすると逆に人のパワーを吸ってしまう。浴槽を見たところ、前の住人である清原も使った痕跡が全く無かった。水場は風水上、最も警戒しなければならない場所。使わないのであればさっさと潰して別の用途に使ったほうがいい。

「家が好きで好きでたまらない」が一番の理想で、家も愛情で返してくれる。「何か嫌だなあ」と思う部屋があったら、そこには魔物が棲んでいると思っていいだろう。救えるのは、そこの住人だけだ。

 

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BOZZ(渡邉文男)

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