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新年一般参賀に8万3000人 陛下のご健康問題に不安が残る一年

新年恒例の一般参賀が1月2日、皇居で行われた。天皇、皇后両陛下や皇太子ご夫妻、秋篠宮ご夫妻、眞子内親王、佳子内親王ら皇族方が宮殿・長和殿のベランダに5回立ち、集まった人に笑顔で手を振って応えられた。
2日の一般参賀に集まった人は約8万3000人にのぼり、平成に入って2番目に多い人出となった。

天皇陛下は
「穏やかな新春を迎えました。皆さんと共に、新しい年を祝うことを、誠に慶ばしく思います。本年が国民一人一人にとり、安らかで良い年となるよう願っています。年頭に当たり、わが国と世界の人々の平安を祈ります」
と仰った。

お元気そのものに見えた陛下だが、昨年はご健康が不安視される事案がいくつかあった。
一つは「富山海づくり大会 式辞ご中断事件」だ。「最優秀作文の発表は終わりましたか」と式典の壇上で県会議長を呼び止められた一件だ。作文の発表は終わっているにも拘わらず、県会議長を手招きされ確認したのだった。
もう一つは昨年8月15日の終戦記念日に全国戦没者追悼式での「御言葉フライング」事件だ。正午の時報とともに参列者全員で一分間の黙祷を捧げてから、陛下の御言葉という段取りだったが、黙祷を待たずに陛下は言葉を読み上げられたのだ。

もう一つは「15秒間の沈黙」事件だ。82歳のお誕生日に伴い恒例となっている記者会見で、続く御言葉が出ずに、絶句される一幕があり、15秒間もの沈黙があったのだ。

陛下は同会見で
「私はこの誕生日で82になります。年齢というものを感じることも多くなり、行事の時に間違えることもありました。したがって、一つ一つの行事に注意深く臨むことによって、少しでもそのようなことのないようにしていくつもりです」
と述べられた。

本年も今上陛下のご健康に注目の集まる年になりそうだ。

 


アンリ 

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