オールスターまでの前半戦を終えた時点で、2位巨人に10ゲーム差をつけて首位に立った広島カープ。
後半戦が始まり、巨人とのゲーム差は若干縮まったものの、エース前田健太が大リーグに移籍して前評判が高くない中での快進撃だ。
地元広島でのホームゲームのチケットは入手困難。あちらこちらで広島カープが話題に上り、25年ぶりの栄冠に向けてムードが高まりつつある。
そんな中、広島カープファンの間である論争が起こっている。
それは、「優勝」という言葉を言っていいのか悪いのかということ。12球団の中で、最も優勝から遠ざかっている球団ならではの珍現象である。
実際、広島某テレビ局の調査では「優勝」という言葉の解禁派は約3割、禁句派が約7割と、圧倒的に禁句にしているファンが多い。
長年の低迷期の間に期待しては裏切られ、メークドラマを成し遂げられたトラウマがあるため、「まだまだ」という気持ちから慎重になっているのだろう。探偵も生粋のカープファンなので、気持ちは痛いほどわかる。
ただ、ソフトバンクのファンならどうだろうか? 当たり前に「優勝」を口にするだろう。いつの間にか、私も含めてファンの中にも負け犬根性が染みついている気がしてならない。
広島カープの選手には油断することなく、目の前の1戦を全力で戦い、勝利を目指してもらわなければならないが、ファンは違うのではないかと思う。
今年の広島カープは勢いだけではない。間違いなく強いのだ。ファンが信用しなくて誰がする。
カープファンにとって、今年は負け犬根性を払拭する大きなチャンス。思いっきり「優勝」を意識し、この幸せを噛み締めましょう。
名実ともに日本一のファンになるために!
ガルエージェンシー広島駅前 代表・南田 孝好(0120-880-531)
司法書士事務所に10年勤務した後、「陰ながら人助けしたい」という思いから探偵を目指す。法律に携わった前職で培った幅広い視点と、依頼者の心を自然と開かせる癒し系の人柄が売りで、調査終了後のアフターフォローには定評がある。