7月1日、バングラデシュの首都ダッカで過激派組織「イスラム国(IS)」によるテロ事件が発生し、20人の人質が犠牲になりました。
そのうち7人は日本人で、国際協力機構(JICA)のプロジェクトで滞在し、バングラデシュ発展のために力を注いできた人たちでした。
2014年12月に探偵はダッカを訪れ、グルシャン地区のホテルに1週間程泊まったことがあります。
グルシャン地区は、道路が未舗装だったり陥没したりと、言われなければ高級住宅街とは分かりません。
しかし、人通りも少ないとても閑静な地域で、高い塀に囲まれた映画に出てきそうな大きな屋敷に富裕層や外国人が居住しています。学校に通う子どもたちは運転手つき高級車での送迎が当り前です。
グルシャン地区の高級住宅街
大通りを象に乗って移動する男性
グルシャン地区で働く知人に、今回の事件について聞いてみました。
「国民の9割はイスラム教徒ですが、犯人を支持する者は誰もいません! イスラム教徒と『イスラム国(IS)』はまったくの別ものです!」
「バングラデシュはアジアの最貧国で、治安もあまりよくないと思われていますが、このようなテロ事件は生まれて初めてです」
「イスラム教では人殺しは認められません。被害者のご家族の方々に心より哀悼の意を表します」
「警察に『銃撃戦が終わるまで部屋にいるように』と言われ、本当に恐ろしかった。私の同僚は、日本人女性が泣き叫びながら助けを求める声を聞いている」
「悲劇は去りました。バングラデシュの軍隊はとても優秀。もう安全です。ノープロブレムです。またいつでもお越しください」
事件発生から時間が経つにつれ、人質殺害をめぐる凄惨な状況が明らかになってきましたが、今現在、世界各地で途上国の発展に尽力されている方々には十分気を付けていただきたいです。
ガルエージェンシー香川/ガルエージェンシー徳島
代表・内海 修司(0120-63-9494)
探偵歴28年、香川県と徳島県で展開しており、関西・四国ブロックでは古参であり副ブロック長を務める。テレビ出演や雑誌での取材協力、密着取材など多数のメディア出演の経歴を持つ。浮気調査・素行調査では調査後のカウンセリングに定評があり、地元の弁護士からの信頼も厚く、多数の依頼を受けている。