先日、名古屋市の鶴舞公園内にある、ポケモンGOの聖地に行ってきた。
なぜそこが聖地と呼ばれるかというと、ポケモンを見つけた際にスワイプして投げるモンスターボールとそっくりな名所があるからだ。
モンスターボール
その名所とは、130年前に名古屋工業大学の教授が設計した噴水塔である。
噴水塔を上空から見ると、ポケモンボールとまったく同じということで、ポケモンファンが連日押し寄せている。春先の桜の花見シーズンと同じくらいの賑わいだ。
噴水塔のまわりは当然だが、
普段はあまり人が寄りつかない、名古屋市公会堂前にも人だかりができている。
鶴舞公園の最寄り駅はJR中央線もしくは地下鉄鶴舞線の鶴舞駅で、どちらの駅からもすぐ。駅を出てそのまま東に直進すると噴水塔が見える。
噴水塔以外にも奏楽堂、胡蝶ヶ池をはじめとする6つの池などがあり、散策するにはとても良い公園である。
聖地というだけでなく、鶴舞公園内全体にレアなモンスターが出没しているようなので、しばらくこの状況は続くだろう。
しかし、1か所に極端に人が集中し、ましてやほとんどの人がまわりの状況確認を疎かにしながら、スマホ画面に集中して移動しているため、いつ事故が起きてもおかしくない。
大きなトラブルが発生しないうちに、何事もなかったかのようにブームが去ってほしいと願うのみである。