北九州市には日本有数の竹林があるが、小倉南区合馬地区で採れる「合馬たけのこ」は高級品として知られている。他のたけのこの倍ほどの値段で取引されており、特に1月の初出荷モノはほぼ関西方面に出荷され、高級料亭などで使われる。
今回は、合馬地区ナンバーワンの竹林を取材した。
生産者によると、「合馬地区では昔からたけのこが掘られていたが、約30年前から良質なたけのこの生産とそのブランド化を目指し、竹林の土を赤土に入れ替え、土壌の改良を続けてきた」とのこと。
実際、合馬たけのこは12月末~4月末の間に収穫されるが、生産者はシーズンオフでも「客土」といって、竹林に10センチくらい赤土を撒き、土壌を手入れし続けているのだ。
そのため、合馬の竹林は土壌が柔らかく、歩いているだけでも違いがわかるほどである。
以下、たけのこの収獲の様子。
尚、合馬地区の竹林で採れたたけのこすべてを合馬たけのことして出荷できるわけではない。このように、まわりの皮の色が薄く、根元あたりが細くなっており、掘り出されるまで地面の中で生育されているもののみだという。
少しでも地面から出ていると、皮が黒くなり、根元に近い部分に赤色のブツブツが・・・これらは加工用に回される。
そして、もっとも高級とされるものが「白子」と呼ばれるもの。
皮は白っぽく、味や香りは絶品とされるが、めったに出ないことから、時には1本5,000~10,000円で取引されることもあるらしい。
生産者が掘り出した、掘りたての合馬たけのこを試食させていただいた。
掘りたてなら、ボイルしたり焼いたりしなくても、生で食べられる。これがまた絶品!
今年のシーズンは終わったが、機会があれば、北九州市の名産である合馬たけのこを是非ご賞味ください。
ガルエージェンシー福岡北/ガルエージェンシー博多駅前/ガル探偵学校博多校
代表・山戸 規生(0120-549-007)
福岡市と北九州市に事務所を置く。福岡県内はもちろん、九州全土から山口県に至るまで土地を知り尽くし、バイク班を編成した機動力・調査力は群を抜く。調査後のアフターフォローにも重きを置き、弁護士や司法書士とも連携。「ご依頼者様のために」を合言葉に、10年以上ノ―クレームを継続している。