龍馬ファンの娘に付き添い、京都の近江屋までやってきた。龍馬が暗殺された場所である。
買ってきた花を石碑にたむける娘。
ここで探偵魂がムズムズ湧いてきて、どの場所で龍馬が絶命したのか特定したくなった。
これが暗殺時の近江屋の間取り。
先ず、石碑が正しい位置にあるのか近くの商店主（年配者）２人に聞き込んだところ、この場所に間違いないという。私は経験上、正しい位置に建てられることのほうが少ないと思っていたので、裏手の寺の住職に聞き込む。すると、実際は今の石碑の場所の一軒南との証言を得た。当時の地主が石碑が建つと価値が下がるとゴネたらしい。（昭和の初期）
石碑の南には喫茶店がある。迷惑をかけたくないので店名は伏せる。
古地図を確認すると、今の河原町通りが道路幅の拡張により近江屋と一部重なっており、間取りから計算すると下の写真の辺りで龍馬が暗殺されたと推測される。
どうして階段の途中かと言うと、当時と天井高が違うため。
龍馬は先ず額を真横に斬られ、自分の刀を取りに行こうとして肩から背中にかけて斬られ、最後にまた額を叩き斬られた。数分は生きていたらしい。（一緒に襲われた中岡の証言により）
何故か、写真に靄がかかって見える。気のせいだと一蹴されたく候。
ＢＯＺＺ