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道路標識の落書き事件の背景にフランスのシェルリー・エブドが関連?

大阪府、京都府で道路標識に落書きステッカーを貼るいたずらが相次いで見つかった。

ステッカーを貼った浦川真弥容疑者(43)は14日、道交法違反の疑いで逮捕された。彼女が貼ったステッカーは欧州を中心に活動しているフランス人アーティストのクレ=アブラーム氏の作品で浦川容疑者の彼氏らしい。
フランスといえばパリでテロ事件が起きたばかり、先日はベルギーで銃撃戦とヨーロッパ各国では緊張が高まっている。
この事件の背景にも何か関連性はあるのだろうか。フランス事情に詳しいジャーナリストが語る。

「アブラームさんは道路標識を『権威・権力の象徴』に見立てて、それにいたずらステッカーを貼るというラディカルな活動をしています。ミラノ、ロンドン、パリ、ローマなど欧州各地で同様のパフォーマンスを行っており、昨年末から年始にあたり、日本に滞在し道路標識にステッカーを日本人女性と貼っていったというのです。」

なるほどアブラームさんのFacebookを見ると、世界各地で貼ったステッカーの写真が掲載されてる。これまでは逮捕されることはなく、いたずらを続けて来たようだ。

「これは欧州とりわけフランスが『表現の自由』を尊重しているからです。アブラームさんのFacebookの最新の書き込みでは、シャルリー・エブド襲撃について、『シャルリーに連帯する。亡くなられた方々の自由と理想を受け継いでいく』と、コメントしてある。アブラームさんもある種の風刺家で、彼の表現も認めるのがフランスなんです」

アブラームさんは現在、活動の拠点であるフィレンツェに戻っている。恋人の逮捕で再び来日することはあるのだろうか。記者が直接聞いてみたところ、
「不当逮捕だ。彼女は何も悪いことをやっていない。無実だ」とのコメント。

ちなみに美味しかった食べ物についても聞いてみたところ、
「日本の食べ物は何でも美味しかったよ。でも『~~Don』(どんぶりもの)がすごく印象的だった」と答えてくれた。

 

探偵ファイル政治部  アンリ

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