友人が秘密基地の駐車場部分の草を刈ってくれると言うのでお願いしておいた。
すると
「凄いですよボスッ!非常に珍しい木が自生してます。」
「え?それって切れないってこと?」
「沙羅の木です!」
「…嘘だろ。」
沙羅の木とは、平家物語の冒頭、祇園精舎の鐘の声…にもあるように
シャカが涅槃に入った時、その真上に咲き乱れていた樹木とされ、世界三大聖樹のひとつだ。
育てるのも難しく、神社に奉納されて必ずと言っていいほど立札が建ててある。
「そんな御神木が生えてるの?」
「しかも大木です。2本も!」
「それって本当の沙羅双樹じゃないか…。」
こ、これは
渡邉神社建てるしかないな。
ー地鎮祭を執り行う月曜日につづくー
BOZZ(渡邉文男)