昨日の読売新聞
２日午前１０時４０分頃、奈良県五條市の吉野川で、同県御所市の中学１年の男子生徒（１２）が溺れ、助けに川に入った母親（４０）も流された。消防署員が約１時間後、下流約３０メートルの川底（水深約３メートル）に沈んでいる母親を発見したが、搬送先の病院で死亡が確認された。生徒は別の女性に救助され、無事だった。
残酷な結末になった。
どうか、君は自分を責めないで欲しい。
子供が溺れかけるのはよくあること。私も子供のころ瀬戸内で流されて何回も死にそうになった。
君を愛したお母さんが命を賭けて守ってくれた。
数日前、ウサギ小屋のゲージに３歳の自分の息子を監禁して食事を与えずに殺してしまった親がいた。
君は、自分を責めないで欲しい。
どうか、どうか。お母さんの愛を忘れないで。
ジブリ「火垂るの墓」より。主人公の母親の最期。
私の祖母は、Ｂ２９の爆弾を胸に受けて一か月、苦しみ抜いて死んだ。
でも、最期の言葉が凄かった。
「家が燃えなくてよかった。」
BOZZ（渡邉文男）