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『たったひとりで月に1億円、稼ぐ人たちの話(前編)』岡田斗司夫

毎週日曜夜にニコニコ生放送で番組やっています。

「岡田斗司夫ゼミ」と名付けて、まぁなんでも自由に90分ほど話しています。

ゲストや司会もナシ。たった一人で90分を話しきる。

事前のシナリオも準備せず、できるだけアタマを自由にして、視聴者から生でとどくコメントに語りかける形式です。

興味のある方は「岡田斗司夫」「ニコ生」で検索したら、今週末の放送がチェックできるので観てください。

90分のうち、半分は無料放送です。

この後半45分は、会費を支払ってくれた限定会員のみ観れる仕組みになっています。

つまり、後半部分がマネタイズのキモなんですね。

ホリエモンさんや小林よしのりさんも同じニコ生のシステムでビジネスしています。

彼らよりは順位は上ですが、けっして僕はトップではありません。

ドワンゴ社との契約で、数字は口にできませんが、大づかみに説明するのはOKでしょう。

僕の番組はニコ生の番組内では人気上位ベスト10に入っていますが、ベスト3というわけでもないんですよね。

ドワンゴ社の非公式発表によると、毎月の売り上げが1億円を超える人やグループも存在するようです。

それらの人やグループは、テレビ的にはまったく無名だったりします。

こういう事実を知ると、いまやテレビに出ること=成功とはまったく考えられなくなります。

僕の番組と契約している人は、「岡田斗司夫の本を読んだり、テレビ番組を観てファンになったから」では無いからです。

純粋にコンテンツとして、僕の番組が面白いから観てくれている。

そういう人たちはテレビをあまり観ません。

スマホやパソコンで娯楽やニュースを楽しみ、友達との交際や仕事連絡もすべてスマホですませている。

そういう視聴率には換算されない、マーケティングデータには表出しない「マスコミから見えない層」の人たちが、ニコ生を支えています。

(続く)

 

岡田斗司夫

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