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しばき隊から「クソ馬鹿ハゲ野郎」と罵倒された高島弁護士に直接取材

しばき隊の関係者がツイッターで新潟の高島章弁護士に対し、「クソ馬鹿ハゲ野郎」「こんな弁護士が新潟水俣病3次訴訟の主力ってほんとかよ」など侮辱する書込みを匿名で繰り返していた問題で同弁護士から身元が判明され25日、書込みをした新潟日報の坂本秀樹(53)氏が報道部長を解任となった。他の人にも「早く死んでください」「君ら一家が戦争で死にますように」など発言をしていた。

報道関係者として新潟県では市民に講演する立場であったのに残念だ。
坂本氏は直接謝罪に行ったようだが、その時の様子を高島弁護士に聞いてみた。

――真摯な対応でしたよ。(しばき隊が個人情報を晒した)はすみリストがわが身に及んだ。害悪をもたらしたというような事も言っていました。

きっと身元がバレなければ、未だに声高に人々を侮辱していただろう。そう思うと個人特定から短時間で謝罪をさせた事は快進撃だ。プロの弁護士の仕事ぶりは実に見事であった。
身元特定までのざっくりとした経緯を高島弁護士に聞いたのがこちら。

①高島弁護士がツイッターでSEALDsは民主主義の敵と発言した辺りから、しばき隊からの罵倒が始まる。
②ネットでしばかれているうちに、知らない人から2ch等の情報提供がある。
③情報を元にFBでSEALDsの仲間の坂本氏に友達申請するも即ブロックされる。
④新潟日報に連絡し坂本氏の電話番号を聞く。
⑤ツイッターで電話番号の一部を載せ様子をみたら、坂本氏から電話が掛かってきて自白をした。
⑥謝罪文を自らのアカウントでツイッターに掲載するよう指示。
⑦謝罪した途端、ツイッターのアカウントを消したので復活させるよう指示。

高島弁護士曰く、
「相手の自白が無かったら証拠不足でした」

SNSが普及してからこういう問題は多く、一般人が本人特定するのは難しい。
裁判所のIPアドレスの開示命令が無いと特定できないだろうし、弁護士雇っても数ヶ月かかると思います。

例えば弁護士を頼んだら、いくらでしょう?
――30万円以上でしょうか。5万、10万じゃ出来ませんよ。そして全ての弁護士が手馴れている訳でもありません。

気軽に個人が頼める金額ではないですね。ちなみに「クソ馬鹿ハゲ野郎」という発言は何の罪にあたりますか?
――私に対しては侮辱罪でしょうね。最も刑が軽い犯罪のひとつ。懲役の下30日以下の刑務所と罰金も1万とか5千円程度のものです。


つづく

 

探偵ファイル編集部

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