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呪怨

ネタばらし、しませんので安心してお読みください。

男4人で観にいってきました。新宿ピカデリー4で。スクリーンが縦1,5メートル、横3メートルなのには驚きました。ロングランなのでここに移動したのかな。でも30席ほどの客席は満杯でした。いい映画は口コミですからね。呪怨2も夏には公開するとか。

恐怖の要素をありったけ詰め込んだ映画でした。エドガー・アラン・ポーの「黒猫」から始まり、四谷怪談や牡丹灯篭など、日本映画の原点がてんこ盛りでした。意味の無い「間」も無く、ノンストップで怖がらせる映画でした。貞子より怖い、怖くない、と評価される時点で合格かと思われます。

でも、この映画、霊的な能力を持つ、または潜在能力のある方は見に行かないほうがいい、と感じました。私は画面のあちこちで「ほんもの」が映り込んでいるのを見ましたし、映画を見終わり、帰宅途中や帰宅後もたいへんでしたから。具体的に言うと、バンバン霊魂とすれ違い、自宅では、いつもは気配しか感じない「階段脇のガラスからこっちを覗き込む霊」とも視線が合ってしまいました。
だいたい、霊感度を良くする映画はあんまり観たくないのに、この日、悪友が「呪怨を見にいこーぜ、そんで、一回も目をそらさなかったら1万円、どーよ?」と言ったので、みんなで挑戦するハメに。結果、他の3人は悲鳴を上げまくり、顔を手で覆い隠し、呼吸困難になる、という惨状でした。どうりで、こいつら彼女とオカルト見に行かないはずです。

さて、こんなことを書くと、霊魂を否定する人や、まだ見たことがない人からメールがたくさん来ると思いますが、私は本(怨霊調査報告書)にも書いてある通り、肯定派でも否定派でもありません。私の場合、「残像思念」が見えることを、通名で「霊」と表現しているだけです。しかも、その思念でさえ100%確かなものが見えるわけではありません。自身の雑念や他から飛んできた思念が邪魔をすることもあり、テレビで「超能力者が公開捜査!」を見るたび、そんなはず無いだろ、とツッコミも入れます。たとえ残像(霊)が見えても、そこから在り処を追うのはちょっと無理、と思っているからです。ですから、降霊術ができる人は天才だと思います。だって、まったく関係の無い人が、関係の無い場所に、勝手にご本人を呼び込むわけで、そんなの不可能なんじゃないの?と。「霊は自由気ままに移動できる」は、にわかに信じ難いのです。殺された人が現場に残す思念と、殺された人の自宅に残る思念は違う、と思います。と申しますのも、着ている服の違い等があるからです。これも私なりの解釈ですが。

そんなこんなで、一緒に呪怨を観た友人から電話がありました。
「怖くてフトンに入れないよ、どうしたらいい?」と。
私は、こう言いました。
「大丈夫、そのフトンで人が死んでない限り、出てこないから」

 

 

きゃーーっ

 

 

おいおい、30過ぎのいいオッサンが、ギャルみたいなキモイ声出すな。

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