情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

踊る大捜査線を探偵の視点から

遅ればせながら、観てきました。うちのしねま通信簿でも得点が多く、評価が高い映画なのでしょう。
ムービー1と比較すると、やはり2の悲しさで、キャラが立ちすぎてしまって、意味の無いドタバタが多く、肝心要の犯人キャラが弱いです。(ムービー1の小泉今日子は良かった) もちろん、娯楽映画としてはいい映画だと思いました。

で、探偵の視点から見ると

張り込み→   超ヘタクソです。あれでは犯人が姿を現すはずがありません。客ではなくスタッフに化ける必要があります。
監視カメラ→  あんなに画面を小さく分割していると、1時間で目が真っ赤になり、とても2時間以上は見れません。

などなど、細かい点をあげればキリが無いので、最も大事な、捜査体制について。

 

警察は面 探偵は点


つまり、最後に犯人を捕獲できたのは、まぎれもなく探偵的な体制であり、はっきり言って、全国の警察署があれをやっては

 

捕まるのものも捕まらない。


「現場の人間に任せる」は確かにかっこいいですが、「おまえらの勝手にやれ」と命令したら最後、約三分の二の捜査員がさぼるのです。本物の警察はそれを十分承知していて、上司が聞き込みの二重チェックをするなどの対策を練っています。映画では敵討ちの要素がありましたのでその範疇では無いかも知れませんが。

雨の中、街中の公衆電話をみんなで張り込む・・・・。私としてはこのシーンに感動しました。これだよ、これ、みたいな(笑)
カンに頼る捜査は確かに絵になりますが、外れた時の疲労感、脱力感を味わうより、最初からルーティンを決めて仕事をこなしていたほうが、余計なことを考えずに済むし、解決する確率が高いんですね。

 

あ・・・映画とは全然関係の無い話でした。すみません!
おもしろい映画でしたので、ぜひ、どうぞ。

 

 

BUN

タイトルとURLをコピーしました