軍艦島を取り巻く環境は厳しいです。
文化遺産の指定や観光化など、さまざまな団体が活動を続けていますが、一般の人が上陸できるようにするには、ざっと見積もって10億円以上かかるはずです。
まず、高層アパートの老朽化。
20棟ほどある住居建物はどこをとっても安全に歩けるレベルではなく、普通に階段を歩いていても天井からコンクリートの塊が落ちてきます。棟と棟の移動も剥き出しの板を使って渡るなど、命がけの箇所がたくさんあり、ガラスも台風のために飛散しています。今の状態で一般開放しようものなら、一日に数人の死者や怪我人が出ると思われます。小・中学校も土台が侵食していて、補強工事を施さないと震度6レベルの地震が来れば跡形も無く崩壊します。既に、市や民間では軍艦島そのものを管理、維持していくことに限界が見えています。
このまま放置すれば、あと10年もしないうちに上陸すらできない廃墟となってしまうでしょう。
政府高官さま。無駄な道路やモニュメントを作るお金を軍艦島に転用してくださいませんか?
それだけの価値が、この街にはあると思うのです。
1974最後の年 小中学校庭の人文字
昨日のコミケで軍艦島CDR(40分の動画)が完売しました。とは言え限定数200枚ですし、諸々のコストで考えると真っ赤ですが、軍艦島の何かを残したいと強く感じましたので。
CDR通販(1000円・送料別途)のお申し込みこちらまで。残りあと100枚です。
申し込み受付は終了しました。
写真集はこちらまで。8月25日まで受付の300部限定印刷です。申し込み受付は終了しました。
B4版80ページ・フルカラー 2000円送料別途。収益の5万円は「軍艦島を守る会」に寄付させていただきます。
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