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リアル都市伝説~私は“人間ちり鍋”を見た!!

ちり鍋――
冬の季節には欠かせない鍋料理の1つだ。
普通、魚肉、野菜、豆腐などを煮立ったお湯の中にいれ、ポン酢醤油などで食べるものであるが、この具材がもし人間だとしたら、あなたは想像できるだろうか?

今でも都市伝説として名高い

“人間ちり鍋”

この伝説は本当なのか?
とある法医学者に話を聞いてみた。
すると、その先生(Aさん)は開口一番こう答えた。

「その話は、実話です」

しかも、
「多分、想像しているよりかなりグロい話になりますが。自分でも思い出すだけで今でも吐き気がしてきます」
とのこと。

Aさんの希望で、人名、地名等は伏せさせていただく。
我々はその話を聞いて愕然とした。

 

Aさんのいた教室のボス、つまり教授の趣味が“変死体コレクションのスライド上映”だった。
むろんAさんもこの上映を見せられたそうだが、そこには、他殺体、事故、バラバラ殺人や航空機事故、轢死体、自殺体、中には何がなんだかわからない状態のものまであり、まさに変死体のオンパレード。
実際に現場を検死しているものだから、説明が妙にリアルとのこと。

その中でも、エグさでいえば5本の指に入る写真が映し出された。
その写真を見て教授は、
入浴中に追い炊きしたまま、突然死した事件の写真であると説明した。
このケースは運悪く家人が留守で、丸1日発見が遅れたらしい。
俗に言う“人間ちり鍋”の状態になっていた。
しかし、モノクロの現場画像であり陰影がきつい。その場の陰惨な雰囲気は感じても、はっきりとはわからず、現実味に乏しく、パッと見“巨大なブリのアラ煮”のようであったとAさんは話す。

すると教授がその写真の説明をしている最中に、ホットライン(警察からの検死依頼専門回線電話)のベルが鳴った。
現場での検死依頼であった。

現場に向かうパトカーの中で警察の状況説明を聞いたところ、その現場というのがなんと偶然にも、


“風呂場”であるとのことだった。

 

つづく

 

探偵ファイル

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