各方面からあらゆる批判を受けていたホワイトバンド。
ついにあらゆる疑惑を説明すべく、去る8日、都内某所で記者会見を行った。
会場は人で溢れかえり、
いかに『ほっとけない 世界のまずしさ』キャンペーンが注目を浴びているかを再認識させてくれる。
会見のメインテーマは
『売上金が貧困対策にどのように使われるか』
の発表。
▲キャンペーン事務局長、今田克司氏
事務局の発表によるとホワイトバンドは9月30日までに
延べ321万9722個を売り上げ、
金額にすると、
なんと9億6591万6600円を記録した。(消費税が4507万6108円)
その内、現在までの活動費で6699万4130円が消費された。
(配布された内訳金額の資料はこちら)
やっとではあるが、これで全くの謎だった金の行き先が分かった。
この内容はWEB上でも公開されるので、そちらも参考に。
さて、今回の活動資金だが、
世界エイズ、結核、マラリア対策基金(世界基金、本部ジュネーブ)に、
三大感染症対策の為の資金として、
2850万円を拠出すると発表。
プラス基金に関わる市民社会事業へ550万円を拠出する。
他には途上国のG-CAP(世界的な貧困と闘うキャンペーン)に200万円余りの支援をするとの事。
残りの4億4000万円余りは、製作活動支援、調査研究活動支援、啓発活動資金として使われる。
どうやら、このキャンペーンに携わっている彼らは“貧困”ということに対して真剣に考えているようだ。
であるならなぜ、
募金活動という誤解が生じ、数々の批判が湧き出たのか?
そのことに関して、質疑応答の最中たった一つの言葉だけを用いて、全ての疑問に対し説明をつけていた。
この活動は、
アドボカシー。
と。
わかる?
しかも、それを聞いて批判していた購入者は納得できる?
つづく
特捜班