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町田女子高生刺殺少年、その名はラリー

少年W。
彼は団地の子供たちに

『ラリー』

とからかわれていた。

記者:どうしてラリーなの?
子供:ラリってるからだよ。

子供たちは少年を見つけると「ラリー! ラリー!」と叫んだ。
ラリーが追いかけてくると一斉に逃げ出す。
そのスリルを楽しんだ。


     ▲事件現場の被害者宅

少年は数年前父親を亡くした時、相当なショックを受けたという。
「その辺からおかしくなったのかも」と子供は話す。
少年は猛スピードで自転車を走らせる姿が近所で目撃されているが、殺害された女子高生の座るベンチをぐるぐる回ることもあったという。

女子高生と交際歴があるという報道に関して、「それはデマ」と皆口を揃えた。


     ▲被害者宅ベランダで

事件前日の夕方、公園で男女4人の言い争う姿が団地住民に目撃されている。
その中には少年もいた。
別の男同士の言い争いを見ているだけの彼は「いけねーのかよ!」と言われるとその場から離れ、みんながいなくなるとまた戻ってきたという。
目撃者は女性が被害者の女子高校生かどうか確認できなかったが、公園は彼女の家のすぐ傍。
事件に繋がる争いだったのだろうか。


金曜日は授業が行われる傍らで16人の生徒が事情聴取を受け、3人の生徒が任意同行を求められた。
少年は16番目、6限目の授業中に事情聴取を受けた。
血に塗れた学生服をクリーニングに出していたため、この日は私服で登校し、ずっと保健室にいたという。
提出するはずだった机の中の『異装届け(私服許可の願い)』と、下駄箱の外履き(上履きのまま任意同行)が押収された。


少年と女子高生が一緒だった中学校は、1学年2クラスしかなかった。
学業優秀の彼はあえて偏差値の高い高校には行かず、女子高生と同じ高校に進学した。
目標があったのだろうか、それとも彼女と離れたくなかったのだろうか。


       ▲犯人宅ポスト

少年の弟はまさか自分の兄貴が犯人だとは思わず、金曜日は普段と同じ様子だったという。
家族も町田を追われることになる。

 

カグウェル

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