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茶パツ学生は退学!!・・・な大学

タイトルにあるように、髪の色が茶色な学生は退学処分になるという大学が誕生したのは知っていますか?

秋田経済法科大学では、11月から学生の茶髪やピアスを一律に禁止しました。

同大学は、2006年4月に「教育指導室」を設置し、「学生の頭髪および装身具に関する要綱」を作成しました。要綱によると、茶髪をはじめとして髪の色を変えることや、奇抜な髪型、スキンヘッド、ピアスの着用などを全面的に禁止。指導に従わない場合は罰則を課し、場合によっては退学させるとのこと。

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このような対応に至った理由として、理事長の小泉健氏は大学HPで次のように説明します。

「近年、学生の意識と社会的常識との段差が目立ってきていることも事実であります。社会人として一般的なマナーやモラルを在学中に教育することは、いわば大学の使命のひとつとなっております」


その説明の中に、「一部マスコミで「報奨金の支給」が報じられておりますが、そのような決定はなされておらず、実施するものではありません」という文章がありますが、これは問題の経緯を曖昧にした記述です。その証拠になるものとして、現在では大学HPからはリンクが消えてしまっているのですが、以前に出された告知にあります。その告知には、以下のように記されていました。


「褒章制度につきましても「1万円が妥当なのか」「現金・図書券なのか」また、「茶髪ピアスの子が得をするようでおかしい」という声もあり、これもさらに検討が必要です」

そのページ


要綱作成の段階で、髪を黒く戻した学生に対して1万円を報奨金として与えるという案が出たそうです。その後、報奨金の問題も含めて、要綱の問題が読売新聞などで報道されて話題を呼びました。一方で、髪の色を黒く戻した学生だけが報奨金を貰えて得するだけではないか、与えるとしても現金が適切なのか、といった議論になったとか。

そもそも、大学がこのようなことを行うという発想自体がおかしいという意見が続出しています。理事長は「学生の意識と社会的常識との段差が目立ってきている」として、茶髪が「社会人として一般的なマナーやモラル」に反すると言うのだが、例えば東京や大阪で街行くOLは年齢を問わずほとんどが茶髪であるという実態をどう見るのでしょうか? 社会人として厳しい職業というのなら、僕は、神奈川と愛知で茶髪の女性警察官を見たことがあります。

地方の閉鎖的な環境と時代錯誤ゆえに、実態を知らないで発言しているわけではないと信じたいものですが・・・。


この度取材した、ある大学教授は探偵ファイルにこう述べました。

「茶髪やピアスの着用と、「社会的常識」あるいは「社会人として一般的なマナーやモラル」の荒廃との具体的な因果関係、あるいはそれを証明する客観的なデータを何一つ示さずに、感情で語っているだけではないか。「事実」を何ら提示することなく主観で物事を語れるほど、生ぬるい環境で教授たちは学問をしているのか」


ちなみに、今回の要綱の対象となる秋田経済法科大学及び秋田栄養短期大学の教員一覧を見ると、「自然な」白髪を不自然に黒く染めている男性教員や、茶髪の女性教員の存在が確認できます。要綱の対象に教員が含まれていないとしたら、その理由は何でしょうか。自分たちは常識の塊だから例外だとでも・・・?(苦笑)


ちなみに・・・

探偵ファイル&うらたん編集部 レギュラー陣で黒髪じゃない率 58%

茶パツ組


左上から、えりす、蘭、島、多田、広報A、西原京子


もはや、金髪組

両編集長


・・・なんて会社だw


「学生の意識と社会的常識との段差が目立ってきている」として、茶髪が「社会人として一般的なマナーやモラル」に反する・・・w

 

山木

 

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