女のコを中心に根強い人気を誇るサンリオのキャラクター“ハローキティ”。
今回はそのサンリオのテーマパークでキティちゃんの聖地とも呼ばれている「サンリオピューロランド」(東京都多摩市)に、ライバルのミッキーマウスのコスチュームで入場したらどうなるのか? を検証してみた。
乗り込んだのはオレ・デイブ高瀬。この機に若年層の好感度をイッキに上げてみたい!
ミッキーマウスで潜入する予定だったが衣装サイズの都合でミニーちゃんになりました(笑)
さっそくターミナル駅で着替えて、モノレールに乗ったのだが周囲の反応は冷ややか。
「キ○ガイなんじゃね?」とささやき合う高校生や、隣が空いているのに決して座ろうとしないオバサマなどなどに囲まれて、先行きの不安を感じながら目的地を目指したのである。
まだコスチュームに慣れていないので、この時点では恥かしさは満点
いやぁ~、お城のようでなんてファンタスティックな建物なんでしょうか。
これなら全国からファンが訪れるのも納得。
「いざ、出撃! はたしてキティちゃんの反応は?」
ハイテンションで入場したオレは、もう周りの目は全く気にならない
まずは下見を兼ねて、外周をウロウロしながら撮影をする。なんだか童心に帰ったような自分が少しかわいい。
ミニチュアのキティちゃんが出迎えてくれましたよ
チョコレートファクトリーは甘い香りでいっぱい
そして、いよいよアトラクションへ突入である。
ここのアトラクションは7種とこじんまりしているが、かえって右往左往しないですむのがグッド。
加えて、ステージでのショー関係も充実しているので楽しみだ。ダンスコンテストにも出場の予定だし…
そうやってアトラクションを物色していたその時、
「すいません」と遠慮がちな声がオレにかけられた。
声の主はここのマネージャー氏。なんでも
「場内の雰囲気を壊して、ほかのお客様の気分を害する恐れがあるのでコスプレはやめてほしい」
とのこと。
「着替えてゆっくりと楽しんでいってください」だって
「ネズミとかウサギに限らずにコスプレは遠慮してもらっている」らしいゾ。
話し合いの結果、アトラクション以外ならば短時間に限り撮影許可がおりた。
それならそうと
「入口で言えぇぇぇぇ~」
しゃくなので、ステージをバックに独りで踊ってみました
1番乗りたかった「サンリオキャラクターボートライド」
キティちゃんとの対面ならず。せめてバーチャルな彼女に抱きついてみました
で、検証です。
サンリオピューロランドにミッキー姿で訪れると
-ていよく帰される!-
ミッキーでは「×」。好感度どころじゃなかったようです(悔)
そんな傷心なオレに、
「ピクチャー、オーケー?」なんて話しかけてきた団体があった。
聞くとアメリカからのツアーグループらしい。キティちゃんはピンとこないんだそうだ。
「やっぱり世界的にはミッキー(ミニー)マウスの方が有名なんだぜ!」
と負け惜しみをブツブツ言いながら、家路を急いだのでした。
デイブ高瀬