10月24日、大阪市西淀川区歌島にあるマンションの廊下で、殺人事件が発生しました。
死亡したのは同マンションに住む、私立高校(通信制)に通う日高力哉さん(16)。住民の第一発見者の女性によると、日高さんは廊下で喉などから血を流して倒れていたそうです。
事件が起きた翌日、早速現場へ行ってきました。
事件が起きたマンション
出入口付近はブルーシートで覆われ、警察の姿が確認できる
報道陣も押し寄せた
同マンションの防犯カメラには、手の甲に血が付着した不審な女がマンションから出て行く姿が映っていました。
警察が行方を追ったところ、女が殺害された日高さんの母親である由香(55)容疑者であることが判明。同容疑者は室内で日高さんを襲った可能性が高く、その後、服を着替えて自宅を出たとのこと。
そして事件発生から約5時間後、由香容疑者は付近の市営住宅から飛び降り自殺を図りました。
由香容疑者が自殺を図った市営住宅
事件があったマンションの住民に話を聞いたところ、由香容疑者は愛想がよくて気さくな性格でしたが、日高さんとは頻繁に口論になっていたらしく、怒鳴り声がよく聞こえていたそうです。
また、殺害された日高さんは明るくまじめな子だったとのこと。父親はおらず、引っ越してきたときから二人暮らしだったようです。
近年、このような事件が多発しているように感じます。親が自分の子どもを殺すほどの出来事とは一体何なのか? 私には理解できません。
これ以上、このような事件が起こらないように、警察のパトロールを強化するなど、何らかの対策を講じてほしいものです。
亡くなった日高さんのご冥福を心よりお祈りいたします。