情報提供・ご意見ご感想などはこちらまで! 記事のご感想は一通一通ありがたく読ませて頂いております。

魂抜けの家


この一枚の写真が全てを物語っています。

 



玄関を開けたら寸分の狂いも無く階段がそそり立つ家。
(一階は玄関が別の他人の住居)
「あ!私もだ」と思われた読者も多いのでは。そうです。〇〇〇〇の建物に多い設計です。外観はとてもオシャレに見えます。
この作り、風水では最悪です。厄がどんどん入り込む玄関の代表格と言ってもいいです。一戸建てでも家の中央に階段(吹き抜け)がある家は良くない、というのは聞いたことがあると思います。まさにこの建物は家そのものが魂抜けの家相なのです。
しかも、階段の突き当りがトイレ。その直線に表鬼門があるという、どういじっても難を逃れられない作りとなっています。
とどめは鬼門上の真ん中にアイランドキッチン!…これでもかというくらいの悪い家相です。





この作りはトンネルのように得体の知れない魂が好んで集まる場所になっていて、私が入った瞬間、いくつかの影が逃げるように表鬼門から外に出て行きました。





面談でわかったことを要約しますと

・妹さんに好意を寄せる男が職場にいて、その生霊が家に来る。
・妹の旦那さんも階段で人の気配を感じている。
・妹さんが自殺(未遂)した日、その日の記憶が一切無い。
・建物の世帯の出入りが激しい。

などです。
風水は悪い家相を良い家相に近付けることを本懐とします。
ですがこの家は防ぎようのない弱点が多いので、強く引っ越しを奨めました。
その間の厄の影響を軽減するため、出来る限りのことをします。
神塩で四か所を結び結界を張り、護符を後日郵送して遠隔による退魔行をすることにしました。
他にもいくつかの改善点をお兄さんに託したところ

 


なんと翌日にはこれだけ対策を実行に移してくれました!
ラベンダーのカーテンで玄関ドアと階段を間仕切り、同じく玄関マットを置いて目に見える境界を設けました。そして訪問した翌日、もう引っ越し先を決めて来られました。図を見たところ、文句のない間取りです。
今もこの夫婦とLINEグループで交信し続け、どんどん前向きに事が進んでいます。

ただ、気がかりなのは強力な生霊の存在です。『生きているもののほうが怖い』のです。訪問中も私は3度、その生霊の残像思念を感じました。3度共、妹さんを激しく睨み付けていました。(上から三枚目の私の写真は同行していた服部君が撮ったのですが、私がソレを見ているところです)
過去の経験でも、いきなり隣に座ってじっと話を聞いていたりしますから。
自殺の要因も酷い家相のせいでこの生霊の力が増幅しているからです。ですが生霊の本人に文句も言えないので、ひとつのエネルギー体として捉えて消し去るしか手立てはありません。
ーつづくー

 

 

BOZZ  風水師・渡邉文男

 

 

タイトルとURLをコピーしました