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幽霊はいるのか


これもけっこう質問に多い。結論から言えばシュレーディンガーの猫のように見た者の結果に委ねられる。私は長い探偵歴の中で幾度も超常現象を体感してきたので文句なく「いる」と思う。記事や著作では残像思念という書き方をしている。
なので、死んだ者がすべて霊になるかと言えば否である。戦争の爆撃のように一瞬にして灰になった場合、自分が「死ぬ」という覚悟を持って生きている人が多いので、その分、思念はその場所に残りづらいと考えている。
私は京都のホテルでサラリーマンの残像思念を見た。太った50歳くらいの男性は、机の前の鏡で薄くなった頭を櫛で研ぎ、書類のいっぱい詰まった黒い鞄を何度も撫で、そのまま窓から飛び降りた。
私が探偵だったから見せたのか。彼が何かの事件に巻き込まれていたのか。これも後日談があるが今日は幽霊がいるかいないかがテーマなので省くとしよう。
ここで、自分が霊が見えるかどうかわかっていない人の為にある実験をしてもらいたいと思う。
韓国の「客ーザ・ゲストー」全16話を観てもらいたい。この監督や脚本家は本当に霊のことが分かっている。
物語としてはホラーの位置づけだが探偵としての要素も多く推理物として楽しめる。
このドラマを見た感想を頂きたい。

ここで今日の記事が終われば「え、どうして?」となる読者が多いだろう。実験なのでこれ以上は書けないしドラマのネタばれにもなる。人の言葉より実体験がシュレーディンガーの猫なのだ。



客ーザ・ゲストー  2018年


BOZZ

 

 

 

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