1位 『君に読む物語』
特にラストが人生のえぐさテンコ盛り。私がこの映画をイチオシにすると周囲の人から「BOZZのイメージと合って無い」としばしば言われるが、私に対してどんなイメージを持っているのか。
ラブストーリーでは無いラブストーリーと言える。
2位 『オータム・イン・ニューヨーク』
中年のプレイボーイが遊びのつもりで付き合い出した女性は、余命1年もない不治の病だった。リチャード・ギアとウィノナ・ライダーが共演した悲恋の映画。リチャードギアと言えばプリティ・ウーマンを連想するが、私はこの映画の彼が最高だと思う。
3位 『ブレイキング・バッド』
何をしてもどんどん悪い方向に行き、最後まで決して救われることが無い。
悪い奴の総出演だが主人公が一番悪い奴なので安心。
4位 『甘い人生』 韓国
タイトルと真逆の展開に。イ・ビョンホン主演の映画の中ではピカイチ。予想を全て裏切られる内容に驚愕する。片思いという誤解も良いスパイスに。
5位 『タイタニック』
全編に渡る特撮技術と、ラストで出演者全員が幻で登場するシーンは最高の出来栄え。
主人公が凍死するという珍しい死因がそそられる。
6位 『レオン』
完全版は間延びするので最初の映画版がお奨め。何といっても私が一番好きな俳優、ゲイリー・オールドマンの怪演が凄い。16分しか出演していないと聞いて驚かされる。(演技はほとんどアドリブらしい)
※ ゲイリーオールドマン(重度のアルコール依存症だった)
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7位 『隣人は静かに笑う』
この作品も救いようのない、後味がピカイチ悪い映画だ。観ると一生脳裏に残るだろう。
ネタバレになるので観てのお楽しみだ。評価が4なのは結末が嫌すぎるからだ。
8位 『ミリオンダラーベイビー』
言わずと知れた刹那の世界に生きるクリント・イーストウッド監督。こんなに後味の悪い映画はそうそう無いので有名だ。これでもか!くらいの展開だ。どこまでサドなんだイーストウッド。
9位 『SAW(ソウ)』
大ヒットした末期的な映画。続編がいっぱい出ているが観る価値無し。この作品だけは推理好きも観ておくといいだろう。こんなに辛い思いをすることは現実では滅多に無い。ということはあり得る?
はい、私も何度か…。
10位『羊たちの沈黙』
サイコパスの代表、レクター教授の怖さは心霊モノなどお呼びでは無い。
同系に『シャイニング』や『ミザリー』が位置する。生きている人間が一番恐いのだ。
そう、後味が悪い映画特集と気付いたあなたはプロ。
BOZZ