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新紙幣発行 ――詐欺電話の撃退法!!

7月3日、日本銀行は20年ぶりに新紙幣を発行しました。福澤諭吉にかわり、生涯に5,000社もの企業設立に関わった実業家・渋沢栄一が万札の顔になりました。

今回の1万円札、偽造防止策がすこぶる強化されました。なかでも「ホログラム」は見る角度によって画像が変化するもので紙幣に採用した国は日本が初めてだそうです。渋沢がホログラムによって向きを変える動画はこちら

額面の表示が「10000」になったのがお気に入りです。これまで「壱万円」と書かれていましたがやっぱりアラビア数字の方がわかりやすい。「一万円」ならまだしも「壱万円」ってほぼ見ない漢字ですよね。最近は本当にインバウンドも多いですし世界標準的にもアラビア数字が良いと思います。


日本銀行のHPより

 

一方で、すでに新紙幣に関連した4件の詐欺事件が警視庁から発表されていて、これは結構なハイペースです。主な手口は、「旧紙幣は使えなくなるので新しい紙幣に交換する」といって電話をかけてくるものだそうです。あるお宅では交換業者役の「受け子」(詐欺グループの実行犯)に旧紙幣を全て持っていかれてしまったそうです。

心配しなくても旧紙幣はいつまででも使えます(日本銀行法)。新紙幣が欲しい人は銀行窓口に行けば交換してもらえますが慌てなくてもすぐに流通します。最近はお金ではなく個人情報を引き出す騙しの手口もあるようです。個人情報はもはや資産ですから、絶対に応じてはダメです。

ここで詐欺電話を撃退する方法をいくつかご紹介します。

昔警視庁捜査二課で捜査員をしていたYさんによると、犯人は無差別的に電話をしているので犯人は相手が誰だかわかっていない場合が多いそうです。「ここは警察の寮ですが」と受け答えすると9割のケースは「ガチャ切り」するそうです。

それはそうと、重要なのは「話しを聞く」ことだそうです。危機感を煽ったり、焦らせようとしているな、という雰囲気を冷静に感じ取ってください、とのこと。「怪しい」確信が持てたらきっぱりと断り、その電話番号を着信拒否にするのが正解です。

「冒険してみたい」という方は、絶対に個人情報を教えないという前提のもとで、以下のことを試してみてください。

「一旦、かけ直したいので、電話番号、担当者のお名前、担当部署を教えてください」

「お顔を見てお話伺いたいのでオンラインは可能ですか」

「一応、録音しておきますね」

などと聞いてみて、二度と連絡が取れなくなる場合は詐欺を疑って間違いありません。

この間に時間を稼いでおいて、しっかりと警察に連絡を取り協力を仰ぎましょう。


陸上自衛隊のTシャツをお土産にいただきました。

 

 女探偵 堺浄(さかい・きよら)

政治家を経て、生成AIやITを駆使し過去の事件を分析する女探偵に。社会科学領域の研究者(慶應義塾大学大学院を経てPh.Dr.)でもある。掘り下げたいテーマは、女性はなぜ政治の世界で「お飾り」になるのか、日本の「タテ社会」と「ムラ社会」は不変なのか、内部告発は組織の不条理に抵抗する最終手段なのか。

 

 

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