ドラム缶は人を海に沈める時に使うものというイメージが定着している。何故か。
1.重さ20キロでオモリとして最適。
2.容積200リットルで成人男性1人を入れるのにピッタリサイズ。
3.海のそばにたくさんあるし転がしやすい。
私は拙著で告白したように後ろ手に縛られてドラム缶とコンクリートを目の前に置かれたことがある。なのでドラム缶を見ると今でも少し嫌な気分になる。こんな漫画のような体験をした人は少ないだろうし、むしろ体験しないほうが幸せである。
昨日、秘密基地で露天風呂を設営した。
秘密基地のすぐそばに天然温泉の自動販売機がある。
何と200リットル(家庭用風呂の一杯分)がたったの43円だ!
私は300リットルのポリバケツをホームセンターで買い
全国から買い集めた珍しい石を
枯山水のように敷き詰め、その上にドラム缶を配置した。
電動ポンプでドラム缶に注ぐ。5分で完了。
こうして贅沢にも100%天然温泉の露天風呂が完成した。
夜の帳が下り、頑張った労働の対価として至福の入浴タイム。
みなドラム缶に入るのは初めてらしい。よかったな。
今日初めて手伝いに来た大津4号も「幸せだ~!」を連発していた。
……。
私か?
…私は…
これぐらいで許したるわ。
BOZZの嫌いなもの: 海ブドウとドラム缶