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神宮球場の自由席を占拠する迷惑集団、その悪質な実態!警備員は黙認で放置

甲子園球場のバックネット裏の席を占拠していた「8号門クラブ」と、その中心人物の「ラガー」と呼ばれる男性が話題になったことを覚えているだろうか。その後、「偽ラガー」と称する人物も現れるなど、各種の騒動に発展した。このたび、明治神宮野球場(通称「神宮球場」)で、より悪質な問題が発生しているとの情報が、当サイトに寄せられた。

問題視されているのは、球場の外野自由席を占拠している複数の集団だ。情報提供者は言う、「常連のグループが、前日から球場前の地面に各々の名前を書いたシートを貼って、翌日にそのシート順に並びます。彼らは入場するや否や、1グループにつき30~50席くらい確保。事実上、開門と同時に、席の半分くらいは彼らに占拠されていることになります」。

「割り箸、うちわ、チラシ等を席に置いたり、それらを席の穴の部分に挿したり、ビニール紐で囲ったり、やりたい放題です。このようにして、10人程度で1ブロックを占拠してしまいます」というのだ。彼らの知り合いが来ると、占拠した席の一部を譲って座らせる。だが、知り合いが来なければ、試合終了まで空席のままとなる。

 

 

 

「席1列を丸々テーブル代わりにして、弁当やつまみ、酒のコップなどの置き場所にしていることもあります」。さらに、「外野スタンド後方の立ち見ゾーンも、ビニールシートで占拠。クーラーボックスに入れて大量に持ち込んだ酒で、酒盛りをしています」という。土足のまま椅子の上に立って応援する、マナー違反の人々も目立つ。

 

 

 

情報提供者が球場に問い合わせると、「過度の席取りが見られる場合には、警備員が率先して声をかけるなどの対応をしています」、「席取り行為を見かけたら警備員に声をかけてください」と言われたそうだ。だが、実際には球場内の警備員は対応していないに等しく、席の占拠を黙認していると、情報提供者は問題視する。

 

 

当サイトでは、神宮球場に本件を尋ねた。すると、「過度の席取りをしている場合には、お声がけをさせていただいています」と担当者は説明した。また、そうした迷惑行為に及ばないようにということを、バックスクリーンのビジョンに映したり、アナウンスしたりといった広報も、球場内で行っているという。

とはいえ、情報提供者の目撃例や、その場面を撮影した画像等から判断する限り、球場側の対応の効果は十分とは言いがたいようだ。迷惑行為に及ぶ人々を放置せず、毅然とした対応をとることなしには、問題の解決は難しいのではないだろうか。

 

高橋 

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