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秋篠宮眞子内親王が婚約者と出会った「意見交換会」とは?卒業生が語る実態

秋篠宮眞子内親王の国際基督教大学(ICU)での大学院生活に関する記事を、8月末に配信した。それに先立って、内親王が大学にほとんど姿を見せないという暴露情報が、『週刊新潮』に掲載された。そこでは、「ICUの現役大学院生」と称する人物が証言している。その信憑性に疑問があるという情報が当サイトに寄せられて取材したのが、前回の記事である。

8月の記事を掲載後、ICUの卒業生2名から新たに情報が届いた。いずれも氏名や連絡先など、素性を明かして情報を提供してくれた。その一人であるA氏は、大学院の卒業生だ。当サイトが報じた内容こそ、正確なものであるという。「私が在籍していた研究室でも、年に何回かしか見かけない博士後期課程の方が多かったという印象です」。つまり、内親王を学内で見かけないというのは、決して「特殊」な状況ではないというのだ。

博士前期課程(修士課程)の学生は、「2年で20~30単位くらい取らなければいけないので、大学にほとんど毎日来て、研究室にいます」。そのため、「ほとんどの学生が知り合い同士です。各自の机に時間割を貼って、学内のどこにいるかお互い分かるようにしています」。『週刊新潮』で証言した人物は、博士前期課程での学生生活しか知らず、博士後期課程の実態とかけ離れたことを語ってしまったのではないかと、A氏は推測する。

もう一人の情報提供者B氏は、教養学部の卒業生だ。内親王が婚約者の小室圭氏と出会ったのは、留学に関する「意見交換会」であるとメディアで報じられた。すると、ネット上では「合コンのことではないか」という噂が飛び交った。また、ニュースサイト「まいじつ」は2017年5月17日の記事で、意見交換会は「在学生のあいだでさえ、その詳細はほとんど知られていないものでしょう」と、大学関係者と称する人物の証言を掲載した。

 

 

B氏は、これらの噂話や報道内容に反論する。「ICUでは昔から、留学希望者を対象に、留学プログラムに参加した人々による『報告会』が行われてきました。これは、大学が公式に開いているものです」。B氏も、その会合に参加したことのある一人だ。「留学先での生活や研究の成果を紹介するだけではなくて、報告の後に質疑応答や、留学の意義についての意見交換もありました」。

 

 

 

一方、内親王と小室氏が出会ったのは、渋谷で行われた「意見交換会」だったとされる。「『意見交換会』という名称のものはありません。ですが、私が『報告会』に参加した時も、知り合った何人かで話の続きをしようということになって、吉祥寺の店に集まりました」。そうした会合を、メディアが「意見交換会」と表現したのではないかという。

学生時代に留学経験のある社会人の先輩を招いて、「留学経験がその後どのように役立ったのか」ということを聞くイベントを、学生たちが自主的に開催したこともあったそうだ。「私は都合がつかなくて参加しませんでしたが、みんなでお酒を飲みながら話し合うという企画だったと思います」。学習やキャリア形成のための企画は、学生による自主開催のものも含めて以前から行われていたと、B氏は自身の学生生活を振り返る。

 

 

 

ネット上の噂話や、事態を正しく把握しているか定かではない「関係者」なる人物の不確かな証言が、後を絶たない。歪められた情報がひとり歩きする状況は、内親王にとっても小室氏にとっても、迷惑この上ないものだろう。

 

※モザイク加工は当サイトによるもの

 

高橋 

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