実は私、今から33年前に音楽業界でアルバイトをしておりました。
その時の先輩から引っ越し案内メールを昨年ご丁寧に頂き
つい先日お伺いしてきましたがなんと音楽業界→農業界への華麗なる転身。
がしかし、そこは先輩後輩の間柄。少し遊びに行くと言っただけなのに…
「これからレタスの苗を植えるから手伝いに来て!」っという流れに!?
ならば覚悟を決めて“THE 日本の農業”をいっちょ覗いてみようという事で
やってまりました奈良県某所。この先輩のこだわりは無農薬野菜。
右がレタスで左が白菜の苗だそうです。※全く違いがわかりません。
既に植えられる状態の畑にレタス約20cmが出来る事を想定した間隔で
苗用の穴を開け、そこに植えていきます。
ところでこの黒いビニールを敷くのは何故か知ってます?
温度を保つ為だそうです。この苗の上に不織布をかけ、さらに透明ビニールで覆います。
次に鶏糞の肥やしを両サイドから適度に土にかけて終了。
まるで熱帯魚や爬虫類を飼うかのような手間暇と愛情がないと美味しい野菜は作れないんですね。
よし!これでお手伝いは終わったと思いきや、おもむろに先輩が…
「次の苗の為にここ耕しとこか!」っと
この耕す作業は苗の根を成長させやすくする為で土が硬いと根が伸びないそうです。※結構重労働
ちなみに“畝立て”と言うらしく、苗の根の部分に水が溜まらないようにする為に少し高台になっているそうです。
気付けば6時間ノンストップ休憩なしで夢中で農作業を堪能いたしました。
植えたレタスは約1カ月で収穫出来るらしく、別れ際に先輩が
「麻生君、お正月に収穫出来るから!ほな待ってるわ!」
私「・・・・・」
お正月はゆっくりしたい 麻生