●更新日 08/05●


奇妙な携帯番号


通常、自分の電話から自分の番号に掛けても繋がらない。
子供の頃に試したことがある人もいるかもしれないが、普通は通話中になってしまう。
技術的な話はさておき、とにかく繋がらない。

しかし、ここに携帯の番号が殴り書きされた1枚のメモがある。



0Q0−2048−1Q72

何故か、この番号に掛けると自分の声が返って来るという。
一人で糸電話をしているかのように。

実際に掛けてみると・・・



「もしもし」
「・・・もしもし」

なんだか、録音した自分の声を聞いたときの気恥ずかしさを感じる。
耳を澄ませても、周囲のノイズ等は一切聞こえない。

「探偵ファイルで〜す」
「・・・探偵ファイルで〜す」

自分の話した言葉が、少し遅れて返って来る様子は山彦のようだ。
携帯からだけでなく、一般の電話からでも同様の事が起きる。ただ、回線が一本しかないのか、ときおり通話中になってしまう。

電話会社の回線テストやチェックのための試験回線かもしれないので、電話会社に問い合わせるためにキャリアを調べると、au関西のものと判明。



早速auに問い合わせてみると
「そんな番号があるのですか?当社ではそうしたテスト用の回線等は設置していませんし、そのような番号があるのは初めて聞きました」
「例えば、回線を使用している方が端末のスピーカ音量を大きくしておいて、マイクに拾わせるなどの方法で、掛けた人が自分と会話するといったことは可能かもしれませんが、周囲の音も拾ってしまいますから・・・」
と、au側も困惑ぎみ。

誰が、何のために、この番号を用意したのかは判らない。
自分の個人情報が何処で取引されているか判らない現代で、試してみる方は自己責任で・・・



特捜班



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